ハイヤーズ・ハイ 公演情報 劇団ガバメンツ「ハイヤーズ・ハイ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ほー、こういう展開なんだ!
    とある俳優に対する気持ちが溢れていました。

    ネタバレBOX

    戯曲創作中に登場人物が作家にストーリー展開を要求する話はよくありますが、本作品はその逆で、二人の作家が亡くなった俳優を偲んで即興のアテ書きで芝居を作り、タクシードライバーがちょっとちょっかいを出すといった話。

    島岡亮丞さんがいい加減な男、即ちとある俳優を演じました。かつらを被り、禿キャラを封印しての演技でした。モテモテで女性にルーズだった俳優らしく、いい加減な男は手当たり次第に女性に手を出し、最後はみんなから捨てられてしまいます。

    女性作家と俳優との間に恋愛関係があったこと、最近パッとしない男性作家の女性作家に対する尊敬の念、俳優に対する畏敬の気持ちが前提となって即興芝居が作られていきます。

    それぞれの作家がペンを持って役者の背中に書き込むような仕種をしてアテ書きし、ストーリーを展開したりやり直したりしていることは確かですが、一度観ただけでは作家の作風の違いを把握することとか真意を見極めることは困難でした。具体的なモデルがあるのか無いのか、とある俳優のイメージが私たちの頭に入っていないからかもしれません。

    休憩中の磯川家ですが、島岡亮丞さんはよしもとクリエイティブ・エージェンシーに移っていたのですね。

    1

    2011/10/18 08:07

    0

    0

  • ありがとうございました!
    島岡さんにはお世話になっていまして、以前は「ライト家族」というライト兄弟にスポットを当てた作品に兄弟の一人として参加してもらいました。あのフェミニンな雰囲気は今も健在で、かつらをかぶったことにより今作品で更にそれが露になった気がします。
    今後も島岡さん共々、ごひいきにお願いいたします。

    2011/10/25 11:23

このページのQRコードです。

拡大