満足度★★★★
ミュージカル?
前説でミュージカルとしての一体感を煽るような流れを作っていながら、作中では度々逆に作品に入り込むことを阻害するようなセリフがあって、どんなスタンスで見ていいのか若干とまどい気味でした。
最後まで見るとその理由も何となくは納得できたのですが。
ミュージカルというよりは「歌芝居」という言葉の方がしっくりする感じの作品でした。いろいろな意味で。
様々な曲想の歌が一作品の中に出てくるのは、日本人にとってはそれほどの違和感を感じないけど、アメリカみたいに様々なクラスが存在して文化的な背景もそれぞれ違っている国の人にとってはそれだけでも刺激的なのかもしれないとちょっと思いました。