満足度★★★★
三人の女と一人の男
学生の頃、小説を読んだ覚えはあるが、自分にはあまり理解出来ない読後感という印象だった。が、今になって読み直せば「秘めた思い」というのはなんとなくわかる気がする。実行は出来んが。
今回の舞台、中谷さんと監修の鴨下さん以外、全て外国人スタッフによるものなので、外国人視点による日本文芸作品の舞台版といった印象。
そういえば深津さんの「春琴」の時も、舞台暗かったなぁ。
流行語になってしまった「やまとなでしこ」ではなく、ここでは大和撫子という言葉が適しているが日本女性の着物姿=禅ってイメージなんだろうか。
中谷さんは上品な言葉使いが似合ってた。熱演でした。