ソラオの世界(2011) 公演情報 劇団たいしゅう小説家「ソラオの世界(2011)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    すっごい加速度!
    いろんなものを詰め込んでいて、ゲップが出るくらいなんだけど・・・

    しかも、展開のスピードが半端じゃなく早く、解釈できない場面もあるけど・・・

    舞台上で熱くなるシーンでは、大声+早口で聞き取れない部分があるけど・・・

    でもイイ!すごくヨカッタ!!

    いろんなものを詰め込んだ上で、スピードを出されちゃうもんだから、加速度が強烈!

    脳がグルグルして、思考能力が1/3くらいに落ちちゃうから・・・とにかくキモチイイんだなー!笑

    このテンションになっちゃうと、セリフが聞き取りづらいのも「(セリフが英語の為、セリフを理解するのに時間がかかる)ブロードウェーで芝居を観ているようだ」と感じてしまうから、ナマモノの芝居は最高だ。

    舞台装置(?)を使っての表現も見ものだけど、一番凄いのは、役者さんたちの身体能力の高さ。

    走り回って、筋肉使いまくって、セリフを叫んで・・・なのに、息が切れてない!

    これは、若いからってだけじゃないと思う。相当稽古したんじゃないかな。

    なかでも、良いのは塩崎こうせいさん。
    以前観た芝居でも、その身体能力&ダンスはピカイチだったけど・・・ここでも魅せてくれた!
    ロボットのマイムなんざぁ・・・ピタッと止めるところは止める、動き滑らか。もうロボットを超えたね(笑)

    たたみかけるような、ある意味クドいラストもよかったなー。

    あっそうそう。前説は演出の方が担当なさったんだけど、これが感心モノ。

    「後ろの人のこともちょっと考えて、可能ならば浅めに腰かけてくださいねー」「帽子はかぶらないでねー」「万万が一、携帯が鳴っちゃったら“私じゃありません”って顔をしないで、“ゴメンナサイ”と素直に電源切ってくださいねー」とユーモアを交えて、伝えてくださった。
    ボクは、隣席の人が前のめりになって観劇をしてて、舞台が見切れちゃう状態になった時は、ジェスチャーなりで伝えることがあるんだけど・・・やっぱ、ちょっとばかり気分が滅入る。
    だから、主催の方からこのような前説があると嬉しくてたまらない。

    そんなことも含めて、おすすめの舞台。

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    2011/10/08 17:46

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