思いの鳥 公演情報 CAPTAIN CHIMPANZEE「思いの鳥」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    笑って泣ける素敵なファンタジー
    私好みの脚本でした。笑って泣いて感動しました。

    未穂子、Qちゃん、半分しっぽ、高木夫妻、安藤さんの演技が良かったです。李さんはほんとに中国人らしかった。

    照明も考えられていましたね。効果的だったと思います。

    ネタバレBOX

    "思いの鳥"は、人(犬)の思いを人(犬)に伝えてくれます。

    大学生の未穂子、酒井夫妻、漫画家デビューを果たした渡辺に思いの鳥駅の入場券が届きます。そこで"思いの鳥"は預かった思いをそれぞれに伝えます。

    未穂子には、かつて祖母の家で共に暮らし母がいない寂しさをうめてくれた犬のQちゃんから思いが届きました。
    酒井夫妻には、左遷の地で夫婦の大切さを教えてくれた高木家から思いが届きました。
    渡辺には、挫折していた会社員時代に夢を諦めぬよう支援してくれた先輩社員の安藤さんから思いが届きました。

    Qちゃんと高木家と安藤さんは最後に銀河鉄道に乗って遠くへ行ってしまいます。彼らは死ぬ前に彼らの思いを"思いの鳥"に託していたのでした。
    未穂子と酒井夫妻と渡辺は、彼らの思いを"思いの鳥"に託します。"思いの鳥"はどんなところにも思いを運んでくれます。


    メインストーリーの中に、3つのサブストーリーがあり、それぞれのサブストーリーの中にいくつものエピソードが盛り込まれていて、内容的に盛りだくさんで充実していました。
    分かり易いストーリーですが、訴えてくるものは心に響きました。しばらく会っていない大切な人に会いたくなりました。連絡したくなりました。


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    2011/10/05 00:46

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  • 第23回池袋演劇祭観光協会賞受賞おめでとうございます!

    2011/11/01 00:18

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