満足度★★★★★
ちいさな舞台ですがそのちいささが素敵です。
ここのところ毎回観ています。
細部までしっかりと作られていて
最後まで安心して
劇の世界の中に身を委ねられるところが
素晴らしいです。
そこここにある、
劇的ではないけれど
人の温もりのある
町中のひとたちの声を、
ざわめきの中から
ひとしずくひとしずく
ていねいにていねいに、
それこそ手の指の間からこぼさないように
注意ぶかくすくいあげて、
そのきらきらとしたところを
舞台の上でしっかりと描き切っています。
以前、自分が町中で見た
ちいさなおばあちゃんのやっていたお店
(あれは京都だったか・・
小さくて、きれいではないけれど、
みているだけですごく温かな気持ちになれる
ハギレがあったりして・・
その布は、ディオールとかそうした高級なものとは
違うけれど、もっと美しくて優しいものが
含まれているように感じる・・。
ひとりでやっているこのお店のおばあちゃんの人生は
どうだったんだろう?
今ひとりでやっているこれまでのこととか、
その布を見つめながらつい、想像してしまう。
キャプチンの中にはそうした、
どこにであるけれど
目を凝らさなければ決して見れない
おばあちゃんのお店の中に香る
人生のようなものがある気がしてとても好きなのです。
満足度★★★★★
笑って泣ける素敵なファンタジー
私好みの脚本でした。笑って泣いて感動しました。
未穂子、Qちゃん、半分しっぽ、高木夫妻、安藤さんの演技が良かったです。李さんはほんとに中国人らしかった。
照明も考えられていましたね。効果的だったと思います。
満足度★★★★
2番目の話が特に好き!!
今でも思い出し笑いします(笑)
内容盛りだくさんで、とても面白かったです!
強いて言えば、ちょいと長めかなー…、なんて。
テンポも良く、話もとてもわかりやすくシンプル!!
ラストの演出も派手すぎず、かと言って安すぎない(^^)
そして、チョイチョイ出てくる突込みどころが、
シンプルで面白い!!
私好みの役者さん、ストーリーでした!
満足度★★★
ちょっとゴチャゴチャした印象。
もうちょっと内容をスッキリさせても十分じゃなかろうか。
ただ、そうじゃないところがこの舞台の良いところでもある。
以下、ネタバレに続く。
満足度★★★★
無題146
上期最後の観劇、どれにしようか直前まで考えあぐね、前日の夜遅くに予約。
開場してながめると舞台が高いですね。座ってみるとだいたい顎のあたりです。左側に立っているのは車掌さんでしょうか、舞台にはベンチと駅名標、もしろん白く塗られた木製、ここは「思いの鳥」駅、隣の駅は「金乃森」「火漁丘(かながおか)」。スタッフのみなさんは横縞のシャツ。
座っていると車掌さんの検札がありました。検札鋏というのでしょうか、ちゃんとパチンとやってくれます。ここでチケットをよくみると切符でした。「普通入場券」「全席自由」..舞台上に立ち入ることはできませんと書かれています。日付もちゃんと当日2011.9.30とありまり、これは凝っています。
上手のほうから波の音が聞こえます、海岸線でしょうか。
車掌さんの前説、暗転、蒸気機関車の汽笛
以下、ネタバレしてます
満足度★★★★★
好き!
とても良かったです。笑えるし泣けるしテンポも良く、どんどん引き込まれました。観終わった後に、温かい気持ちになれる作品だと思いました。老若男女、楽しめる作品だと思います。個人的に、こういう作品は好きです!
満足度★★★★★
ささやかで温かいお話
この劇団のお芝居は初めて観ましたが、すごくいい作品だと思いました。あったかくて、優しくて、ストーリーに一本熱い思いが込められています。
作家さんは、誰かの心に触れた瞬間とか、誰かが自分を見つけてくれた瞬間などを日常からきちんと大切にしているのではないかと思いました。
また、役者さんもそれに応えていたと思います。