ファンタステカ 公演情報 発条ロールシアター「ファンタステカ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題144
    さて、会場に入ると平地に座布団3列。その後は階段状、迷わず最前列。目の前、舞台との境目が三角になっています。足留めにちょうどいい。舞台奥、台のようなものがあるだけで、真っ黒。かかっている曲は、J.ヘンドリックスですね。会場は、1列目の一群、4列目以降の大群に分かれています。2-3列目はなかなか埋まりません。前説、多少の暑い寒いはガマンするようにとのお達し(笑)。〜暗転〜、虫の声、男がふたり、発掘現場、期限はあしたまで、今日はお終いにしようとする男(山上)、もう少しといって残る男(秋野)、その手には他で発掘されたものが、穴を掘る、山上が戻り口論、秋野(舞台奥)転げ落ちる。〜J.H.〜。屋上、ゆりあさん登場、白いタンクトップ、「サリー」のときとはずいぶん違います。山上、清掃員姿、ベンチに座り惚けた表情で昼間からビール。さてさて、この屋上でどうやって95分間続けるんだろう。

    ネタバレBOX

    人を傷つけた重荷に押しつぶされいてる山上、遊び人風の中年男、新作が書けない作家と編集者、うだつの上がらない(&ヘンな性癖をもつ)旅行代理店の営業マン、ヒーローショーのヒーロー役と相方。屋上遊園地に居合わせた人々の不思議体験記。ふと見ると風景が歪み..世界は一転。それまでは黒一色の世界が、真っ白な世界へと逆転。壁、床まで白い布に覆われ別世界が登場。開演前、最前列にはマスクが配られます。ホコリが...ということでしたが、この場面のことだったんですね。

    足元の三角には布がセットされていました。そこは砂漠、風の音と砂の音。なぜ、こんなところにいるのか誰もわからないが、作家だけは普段通りの様子。
    水(オアシス)を求めての道中、諍い、仲互い。星座で場所を確認しているようなのでここは地球らしい。事故で記憶の一部を失ってしまった秋野も迷い込んでくる、ここから山上のドラマが動き出す。

    結局、なぜここ(砂漠)にきたのかは明らかにされません。水は、自動販売機(?)で売っていました。時空の歪みなのか山上の妄想なのか、作家の構想なのか。みな、それぞれの日常に戻り...幕。

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    2011/10/01 17:36

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