短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】 公演情報 バンタムクラスステージ「短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    おもしろい傑作短編集!
    チケットプレゼントにて鑑賞。100分。

    劇団名の印象とチラシに「作中に過激な暴力表現が~」ってあったので、ややびびり気味に観劇した。でも、びびる必要なんでなかった。てか面白かった。また、東京でやってほしい。
    パンフも美しくてセンスよく好印象。3編の順番もベストでした。

    観劇中に、表(受付?)の話し声が聞こえてきたような気がする。ちょっと気になった。

    ネタバレBOX

    「暗殺者の預言と預言者の暗殺」‥3人舞台にいるが、どんな関係、状況かはっきりしないまま進む舞台。終盤、ぼんやりと全体が浮かび上がる演出手法が秀逸。尋問当初に戻る見せ方とか。男女の愛と悲劇、一人の女性の不幸と哀しさが凝縮された素敵なSF作品だった。
    「エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤」‥演技上手い。不安であり続けることが必要だ~のセリフはそうだよねーと思った。カイジの利根川も言ってたし。
    「タナトス行政府」‥タナトスが死の神(ギリシャ神話)と知らずに鑑賞したので、途中で死神の話と気づいた。上2編が暗めのテイストなので、コレもかなんて思ってたら、祖父(殿村)のウルトラCにびっくりした。おもしろい展開。演技もみな上手で、福地の「暗殺者~」演技との落差にニヤニヤしてしまった。どこか暖かい舞台だった。

    ちなみに、山本香織の立ち姿(暗殺者~、タナトス~)が素晴らしく美しかった。

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    2011/10/01 10:23

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