雑音 公演情報 オイスターズ「雑音」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ナンセンスコメディ
    とにもかくにもめちゃくちゃ可笑しい。僕が友人に引っ掻き回されるナンセンスコメディだ。その友人はまるでアヒルが沼を優雅に泳ぎながらも、その実、その足で沼底の泥をかき回して濁してるような感じ。笑
    次回もまた、東京に来て欲しい。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    僕は友人から大事な話があるからと呼び出され、何事かと急いで友人のところに訪れば、友人は屋根裏に鼠が居るらしいと話す。僕はそんなどーでもいい話が大事な話なのかと落胆するが、友人が撮ったというデジカメの画像には海をバックにピースする友人の妹の画像が現れる。

    一見して普通の記念写真のような画像だったが、友人の話を聞くうちにその妹はその時刻にそこに存在しないことが明らかになる。なら、妹は死んでるのか?と考えたが友人の話では生きてるという。つまり僕も友人も生霊のような心霊写真を見てしまったわけだが、この心霊写真をきっかけに居酒屋の店長と店員を巻き込み大騒動となる。

    それだけでは収まらず、友人は妹の知り合いだったパン屋にも半ば強制的に妹に愛の告白をさせ、その結果、妹に振られてしまう。どんだけ迷惑なんだよ。って、無駄な行動パターンをさせられたパン屋に追い討ちをかけるように友人は「人の意見に左右されるな」なんつって説教する始末だ。笑

    その上、無駄に走らせたタクシー代も僕が払わせられそうになったりと、支離滅裂なコメディなのだが、いかんせん、僕が経験する不条理が爆発的に可笑しいのだ。一見、僕はまともな人間なのだが、奇妙な人間関係の中で味わう閉塞感を何度も経験しているうちに自分自身もこっち側の人間なんじゃないかと錯覚してしまう。

    友人と僕の関係は喪失しそうだけれど、どこかで繋がっていて切ることが出来ないさまが滑稽で可笑しい。二人の関係はまったく収拾がつかないのだが、恐ろしいほどにギクシャクしながらも、ぐにゃりと歪んだ世界感のなかで上手く収まってしまうのだ。僕はきっと、これからもずっと友人から離れられないだろう。という未来まで見えてしまう舞台なのだ。
    イケテル。

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    2011/09/26 17:39

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