雑音 公演情報 雑音」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    最初は慣れるのに時間がかかりましたが
    観ているうちに引き込まれました。
    ・・なかなか面白いのでは?

  • 20110926
    (^・ェ・^)

  • 満足度★★★

    ビックリ
    最初はナンノコッチャでしたが、
    後半はシュールさにあふれ楽しませてもらいました。

    今後は東京近辺でも活動を増やしてほしいですね。

  • 満足度★★★

    地方から来る劇団!となると
    勿論、劇団さんもですが、こちらも過度に期待をしてしまう部分がなきにしもあらず。受賞暦っていうか肩書きもすごいしw

    ネタバレBOX

    というわけで。
    観た結論は「うー、二作目を観て判断したい」です。あの微妙にユル~い感じを受け入れられる人も受け入れられない人も居るかな、と。チラシから、もっとクセがある劇団を想像してたんで、予想とちょっと違ったな、ってイメージでしたが…。

    地方ネタは個人的にアリです、名古屋のことは全然知らないけどw
    ただ最初に好印象だった不条理な笑いのスタイルが、後半になって、もっとドンドン盛り上がっていく…みたいなところまで行けなかった印象。あれ、そういうのを期待するなって感じですかwww まあでも当パン読んだらやっぱり前半と後半とで、書いた期間があいたみたいで。なるほどな、と。

    全体的には…うーん演出の問題ですかね?役者のレベルにバラつきがあるのかな?(><) 東京公演をする位だから…とコチラ的に意気込んで観てしまった部分もあったかも。
    パン屋のお兄さんが個人的に好きでした。
  • 星が1~5だ
    ここまで5人の評価で星が1つから5こまですべてでてますね。
    一応私もみましたよ。
    内閣官房参与・オリザの館、アトパ劇場、いやアゴラ劇場。
    トイレが怪しかったです。

  • 満足度

    不条理ナンセンスコメディ
    結構地元ネタが多かったような気がしたけど、特に知らなくても
    全然問題ないと思います。逆に、へえ、名古屋ってそうなんだ、
    みたいな感じで面白がれるかな。

    笑いのタイプが結構同じネタを少しずつ変えながら繰り返していく
    感じなので、そこが合わなかったらキツいかもしれないです。
    現に、私は正直中盤までずっと続く長い会話の応酬に、何度も
    眠気が襲ってきました。

    ネタバレBOX

    主人公の妹がバイトしているパン屋の子が出てきた辺りから
    かなり面白くなってきた感じですね。主人公達が入った中華
    料理屋の、やたら血の気の多い感じの店員二人を交えて
    かなりのカオスぶりで。そこに、上手い感じで茶々を入れる
    タクシーの女運転手の扱いも良かったです。

    妹に告白する羽目に陥ったパン屋が、「今は指輪も花束も無いけど
    ココから造り出せるから!!」とか言い出して、握りしめてこねくり回していた
    パン生地を指輪代わりに嵌めさせて、妹からあっさり拒否されていたのが
    この劇の笑いのハイライトじゃないでしょうか。

    その後の、妹との駆け落ち相手(?)を前にしての、「僕の告白
    断っておいて、あんなオッサンと駆け落ちだなんてー」とか
    言い出すシーンも笑えたし、パン屋は本当に笑いのMVPですね。

    ただ、そこに至るまでのネタがちょっと冗長過ぎて、時間が長く
    感じられたので、この評価です。
  • 満足度★★★★

    ナンセンスコメディ
    とにもかくにもめちゃくちゃ可笑しい。僕が友人に引っ掻き回されるナンセンスコメディだ。その友人はまるでアヒルが沼を優雅に泳ぎながらも、その実、その足で沼底の泥をかき回して濁してるような感じ。笑
    次回もまた、東京に来て欲しい。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    僕は友人から大事な話があるからと呼び出され、何事かと急いで友人のところに訪れば、友人は屋根裏に鼠が居るらしいと話す。僕はそんなどーでもいい話が大事な話なのかと落胆するが、友人が撮ったというデジカメの画像には海をバックにピースする友人の妹の画像が現れる。

    一見して普通の記念写真のような画像だったが、友人の話を聞くうちにその妹はその時刻にそこに存在しないことが明らかになる。なら、妹は死んでるのか?と考えたが友人の話では生きてるという。つまり僕も友人も生霊のような心霊写真を見てしまったわけだが、この心霊写真をきっかけに居酒屋の店長と店員を巻き込み大騒動となる。

    それだけでは収まらず、友人は妹の知り合いだったパン屋にも半ば強制的に妹に愛の告白をさせ、その結果、妹に振られてしまう。どんだけ迷惑なんだよ。って、無駄な行動パターンをさせられたパン屋に追い討ちをかけるように友人は「人の意見に左右されるな」なんつって説教する始末だ。笑

    その上、無駄に走らせたタクシー代も僕が払わせられそうになったりと、支離滅裂なコメディなのだが、いかんせん、僕が経験する不条理が爆発的に可笑しいのだ。一見、僕はまともな人間なのだが、奇妙な人間関係の中で味わう閉塞感を何度も経験しているうちに自分自身もこっち側の人間なんじゃないかと錯覚してしまう。

    友人と僕の関係は喪失しそうだけれど、どこかで繋がっていて切ることが出来ないさまが滑稽で可笑しい。二人の関係はまったく収拾がつかないのだが、恐ろしいほどにギクシャクしながらも、ぐにゃりと歪んだ世界感のなかで上手く収まってしまうのだ。僕はきっと、これからもずっと友人から離れられないだろう。という未来まで見えてしまう舞台なのだ。
    イケテル。
  • 満足度★★★

    That's on nonsense
    面白いけど意味がわからなかった。でも、意味がわからないならナイロン100℃みたいなもっと突き抜けたものを期待してしまった。好き嫌いが分かれる、観る人を選ぶ芝居なのかな、って思った。オイスターズ初観劇だったので、1回だけでは何とも判断つかないです。機会があれば、別の作品も見てみたい。

    ネタバレBOX

    名古屋観光しながら、劇場へと向かう入れ子構造のチラシ。作品の内容も然り。デジカメで風景を撮影すると必ず自分の妹の水着姿が一緒に映ってしまうと悩む男。僕はこの男を主人公だと考え観劇していました。

    男に呼び出され相談を受ける友人や、死にそうな気がするコックや、コックの幼馴染の店長や、事知り風のおしゃべりなタクシー運転手や、妹と同じバイト先のパン屋の男などを巻き込んで迷走するも、何故そんな写真が写るかはわからないまま終わる。終始、自分の妹が写真に写ることを気に病む男は「順序だてて説明させてくれ」と自分のペースで周囲を振り回す。物語を必死に牽引しようとするも、物語は遅々として進まない。そんな姿を傍観し続け、都度登場する女は言い続ける「ここからが面白いんですよね」。

    演劇を疑うというか、物語を語ることと観ることを疑ってかかるような公演でしたが、何故雑音なのかとか、作者の意図はよくわからなかったです。かといって頭空っぽで笑える作品でもなく、つかみどころのない作品でした。
  • 満足度★★★★★

    なんだろ、この感じ…。
    うまく言えないけど、ハマった。
    思わずハマってしまった90分。

    これは不条理というかSFだ。
    たとえると、これは、オフビートな筒井康隆的な、アレ的な、そんなやつではないか、と感じた90分でもあった。

    ネタバレBOX

    男が友人を呼び出すところから物語は始まる。
    呼び出した男は、自分の家の天井にネズミのようなものがいるという話を始める。
    呼び出された男は、仕事を抜けてきているので、よほどの用だと思って来ているのだが、男の話はなかなか前に進まず、イラついてしまう。
    そして、「で、結果は?」と話の結末を思わず催促してしまう。
    呼び出した男は、順を追って話したいので待ってくれと言い、その天井裏を撮った写真を見せると言い出す。
    そして、デジカメの写真を見せようとするのだが、天井裏の写真を見せないで、なぜか海の写真を見せるのだった。その海の写真にはピースをする女性の姿があった。

    ここから思わぬ方向に話は転がり出す。
    とにかく、緩く不条理と言うか、オフビートというか、ズレてく感覚というか、困ったちゃんと言うか、投げっぱなしと言うか、巻き込まれるというか、人も時間も空間もぐちゃぐゃになっていく。
    「王国」だとか「墓地」だとか「怖い話」だとか「究極の親子丼」だとか「イオン」だとか「韓国料理」だとか「名古屋城大学」だとか、そんな頭に残るコトバがバンバン飛び交う。
    中での、なんだろ、この感じ。
    うまく言えないもどかしさがある。
    初めて出会うというか、そんな感じな味わい。

    独特の手触りで、変な感じがさらりとしながらも、しつこく進む。
    どこに向かっているのか、まったくわからない。
    不思議な味わい。
    と、言っても、不条理のオンパレードということではなく、スパゲッティにあんこをかけてしまうぐらいの、名古屋テイストというか、八丁味噌と言うか、喫茶店のモーニングセットの豪華さというか、まさに「おまえだ!」なのである。

    不条理だとかメタとかいうのが野暮になってくるぐらいに、変な感じ。
    どこにもたどり着かないし、登場人物たちが何を目指しているのかさえわからない。
    あひるなんちゃらが不条理になったら、いや、あひるなんちゃらは、ある意味、もの凄い不条理合戦だけど、ま、とにかくあえて言えば、そんな印象で、「おまえだ!」なのである。

    そんな空気感があっての、笑いっぱなしだったのだ。
    客席全体が大笑いしていたかどうかは知らないけれど、私の世界では、私は大笑いしていた。

    これは不条理というかSFだ。オフビートな筒井康隆的なアレである。主人公の「おれ」が語る話が、そのまま展開していくというような、ご都合主義的で、細部は適当すぎな世界が現れてくる。タクシーのくだりとか、座席のことや諸々がテキトーなのは、話の中心である男にとってどうでもいいことだからだ。

    お話の中に人を巻き込んでいくという構造は、ないわけでもないのだが、渦中にいる、呼び出された男という冷静な視線が、また変な効果を生んでいると言っていいだろう。どこからどこまでが「あっち側」で「こっち側」はどこだ、という線引きも曖昧。

    お話の中に人を巻き込んでいく様は、まるでミキサーがいろんなものを巻き込んで、ドロドロにしていくという地獄絵図のようだ。ただし、地獄絵図と言っても、極々ライトな地獄絵図で、誰もそれほどは困ってない。ときどき現れる、呼び出した男の、女性の同僚(あーまどろっこしい!)だけが、そのドロドロの外にいて面白がっているというのもいい。

    そういう構造の面白さがここにはある。
    それを、あっさり見せてしまうことの凄さがある。 

    もの凄く変な感じ。
    が、いい。

    個人的には「ど」がつくほどのど真ん中ストレートで、やられた! なのだ。
    1発で気に入った。すでに次回の東京公演も心待ちにしている。

    もはや役者がどうこう、ということではないな、これは。
  • 満足度★★

    名古屋色豊かだった90分
    初めての東京公演でしたが、冷静にこなしましたね。表現はいまいちでしたが、次回に期待。

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