30&40 公演情報 劇団東京ドラマハウス「30&40」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    それぞれの人生
    孔子の言葉として、「三十にして立つ。四十にして惑わず。」って有名だけれど、案外、人の一生は年齢に関係なく、迷いっぱなしなのではなかろうか。しかも年齢に関係なく人間って幼稚だし・・。笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    超高層マンションの一室に30代の同級会流れのグループが集まり、想い出話に花を咲かせるも、それぞれの事情が浮かび上がる。起業して年収3000万円もの大枚を稼ぐも孤独な男。いけないと思いながらも不倫している女、しがないサラリーマンながらも普通の幸せを手に入れた男など・・。

    別の一室には恩師の葬儀帰りの40代が集っているが、かつて一世を風靡し今は落ちぶれた離婚男、夫に浮気されてる主婦(この夫と30の不倫女がリンクする)、子供が出来ない夫婦、独身女、かつての不登校児などだ。

    それなりの年齢まで生きてれば喜怒哀楽の全てを経験し、人生の辛辣さや、しんどさも舐めてきている輩たちだが、多岐多様に渡りそれらを素直にきっちり表現していた。たぶん、そうそう!なんて頭を縦に振りながら共感していた観客も多かったのではないだろうか。

    舞台は30と40の場面を交互に交錯させていたが、流れのテンポは絶妙で飽きることなく観る事ができた。また終盤にホロリ・・・、とさせる場面もきっちり設けてあり、解りやすく良い舞台だった。北川真美子役の大木美野のFカップ並のボインに目が釘付け。舞台には関係ないけど・・。

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    2011/09/24 18:14

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