これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、 公演情報 劇団エリザベス「これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    「間」の取り方・・・
    こちらも投稿が遅れてしまったので、重複は避け、私なりに気が付いたことだけ記しておきたい。
    開演前から役者はすでに登場し、ゆったりと動いており、あたかも舞踏を観ているかのような気持ちにさせられる。
    また舞台装置も幻想的であり、優れたものであると思う。
    そのうちに、女優さんがそうめん(?)を食べ始めたり…。
    ということで、開演前からすでに芝居は始まっており、雰囲気作りも抜群!
    前評判も良かったので、「これは大いに期待できそう」と思ったのだが…。

    私も概ね他の方のレビューと同意見で、詰め込み過ぎで消化不良気味かな、
    と正直思った。
    結局色々な要素が多くて、もっとも本質的なもの(すべてが本質だと
    言われればそれまでだが…笑)が紛れてしまってたような気がした。

    それと、こういう種類(筋が論理的ではない)の芝居なら、なおさらと
    思うが、こういう芝居でであろうとなかろうと、台詞回しというか、
    台詞の「間」(間合い・間の取り方・音楽でいう「フレージング」)を
    十分練ってほしい。
    (昔、某美人フルーティストが演劇か映画に出演した際、他の俳優から、
    「台詞のフレージングなんて考えたこと無いの?」と言われ、赤面した、
    なんて言うエピソードを思い出した…)
    この点で、長谷美希は及第点!で、彼女は基本的に
    ゆっくりした発声をしていたが、間の取り方が非常にうまく、
    その台詞回しは雰囲気作りも説得力も備えていた。
    もちろん、「間」はゆっくり口調では特に気になるところであるが、
    それは「早口」であろうが「絶叫」であろうが、必要であることは当然であることは言うまでもない。

    そんなわけで、芝居自体は、まあ良くは分からなかったのですが、
    個人的には「オリザ」ギャクは大笑いしたので、3Pにします。

    それと余談ですが、終演後、ロビーに「肩幅おばけ」さんが
    出ていらしたので、「肩幅は何でできているんですか?」と伺ったところ、
    「綿を輪ゴムでしっかり止めている」とのこと。
    上演中は「変な人」だったが(もっとも、ほとんどすべての登場人物も
    同じだが)、素顔はとてもお綺麗な方でした。
    「おばけ」はちょっとひどい?!

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    2011/08/28 16:49

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