よつあしダディ 2011 【ご来場ありがとうございました】 公演情報 らちゃかん「よつあしダディ 2011 【ご来場ありがとうございました】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    佐伯家で巻き起こるコメディ劇
    人情味溢れる家族を主軸に、それぞれの事情を綴った物語。肩の力を抜いて緩く観られる芝居ではあったが、この日は小さな女の子が母親と入場しており、舞台が始ってもそのお口は閉じられることなくずっと母親と話していた。だから役者のセリフが聞き辛い箇所(女の子も案外大きな声でしゃべっていた)があり、集中出来なかった。こういった生の舞台の場合、スタッフが事前に母親に注意を促し、「お子さんがおしゃべりされるようでしたら、速やかに退場してください。」くらいは言うべきだ。それよりも何よりも母親自身が楽しんでいて、他の観客の迷惑を考えない姿勢にも驚いた。母親の親の顔がみたい。そんなわけで評価は-1とした。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    相変わらず高野ちん太朗のオーラがいい。確実にパジャマを着たおっさん役なのだが、その姿もおちゃめな感じがして可愛いらしい。笑
    そんなちん太朗演じる佐伯圭三は佐伯家の頑固オヤジという設定。圭三の妻・加奈子、長男・健介(フリーター)、その妻松子、長男の娘・望、長女・桜の6人家族だ。

    健介は仕事が続かず直ぐ辞めてしまう不甲斐ない男、これを支える絵描きの松子なのだが、何故か家事は一切やらず、義母の加奈子が娘と同じように食事を用意してやっている。ある意味不思議な光景なのだが、これでこの家族は上手く回っていた。

    ある日、突然、父・圭三の体に異変が起こる。それは「エンリケマルチネス症候群」というヘンテコな病気で、これに感染すると一年以内に犬になってしまうという。つまり、人間が犬に退化してしまう病気なのだが、ちん太朗が時折、犬化して動き回る格好は、どことなく違和感がなくて、ありえるな・・。なんつって不思議な肯定感が育ってしまうから、ちん太朗という役者はとことん素晴らしいと思う。つまり、動物役も違和感なくこなせる世にも珍しい貴重な役者だ。笑

    毎回のごとく、笑いを盛り込みながら人情味溢れる物語は観ていてこちらの心まで温まる舞台だ。しかし、個人的にはドンタコスの一発芸はいらない。ソコ、面白くなかったし・・。

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    2011/08/27 16:15

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  • α>
    コメントサンクス。

    >なるべくどんな方にも、劇場に足を運んで気軽にお芝居を楽しんで頂きたいという気持ちで

    というのは凄くよく解ります。ただ、今はカンフェティやこりっちでもお子様を預かるシステムは御座います。基本的に子供が2時間拘束される芝居を楽しんでるとは考えにくいです。
    途中から飽きてましたし。
    親が楽しみたいだけなのですよ。

    でしたら、お互いの為にそういったシステムを利用したらいかがかと考えます。
    『土曜日12時はお子様連れ歓迎回』なのだから、子供が騒ごうが話そうが構わない、という姿勢も問題なのですよ。
    他の観劇者がいる以上、他人を配慮しなかったら、この回は何をやってもいい。みたいに観劇者にとられても困ります。

    以上、こりっちのシステムをご利用ください。笑





    2011/08/28 11:55

    制作担当の上野と申します。
    この度は、こちらの対応不足によるご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

    お子様連れ回に関する告知と、お客様方へのご説明が徹底できていなかったのはご指摘の通りでございます。

    なるべくどんな方にも、劇場に足を運んで気軽にお芝居を楽しんで頂きたいという気持ちで、前回公演から『土曜日12時はお子様連れ歓迎回』の試みを始めました。
    まだまだ改善点のある試みですので、今回ご意見を頂けたことは大変励みになります。

    担当スタッフとしましては、作品・出演者に良い評価を頂戴した分、心苦しい限りです。
    また、ご不快な思いをなさったにも関わらず、ご意見・ご感想を下さったみさ様には、深くお礼申し上げます。

    頂いたご意見は、必ず今後の運営スタッフならびに公演計画の参考にさせて頂きます。

    ご不快な思いをされた中、恐縮ではございますが、今後とも らちゃかん をどうぞよろしくお願い致します。

    2011/08/27 23:08

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