チャイムが鳴り終わるとき 公演情報 オーストラ・マコンドー「チャイムが鳴り終わるとき」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題86
    先日も別のお芝居でいじめを扱ったものをみました。どちらも学園もの、どちらもよかったと思います。E列が指定席のようです(指定席と書かれた紙がおいてあります。なんで指定席になったんだろう…忘れた)。それにしても、両端のブロック(客席)にはお客さんをいれないんだろうか。なるほど、舞台左右、椅子が吊らされていますね。学校というルール/掟/呪縛に捉えられている子供たちをイメージしました、というのは考えすぎか…。
    奥に教壇、下手から3-4-4-4つの椅子。教壇は、前後左右に移動し、椅子の向きもそれに合わせて変わります。下手にエレアコが1本。すでに沢山の方がコメントしていらしゃるので、個人的な感想を。

    8/16追記
    ギターのことを少し。最初、チューニングしています。これはあえてこのシーンを組み込んだ、ということでしょうね。ロックのライヴは時間通り始まることはなく(ハコも大きいし)、ステージ上ではその間、ローディーが楽器のチェックをします。クラシックでもオーボエに合わせます。でも、ここでそこまでするかなと思ってしまいました。2010/4にみたムター(Vn)はチューニングをしなかった。

    で、演奏ですが、ずっと弾くものとは思っていませんでしたし、邪魔にならなければ、などと考えていたので…、すみませんでした、とてもよかったです。始まりは生音に近く、ここというときにはボリュームをあげて、また、カポを使ったり、指、ピックなど出てくる音色もいろいろ。時々、芝居ではなく、ギターをみていました。


    ネタバレBOX

    小さい頃から集団生活(行動)が嫌いで、そのまま今に至ってしまいました。ですので、このお話しのようにみんなでという思い出はありません。ところが学園物などは好きで(憧れでしょうか)、読んだり、観たり。たまに時間があれば早稲田の学生会館まで芝居をみに行きます。いつも沢山の学生さんがいて、羨ましく思ったり。

    さて、時間を意識しなかったのでそれだけ面白かったのでしょう。難しい話でもなく、首をひねっていてみるのが疎かになり、結局、筋がわからなくなることはありませんでした。お芝居をみたことがあるのは、後藤さん、神戸さん、梅舟さん、根本さんの4人(たぶん)。藤本さんは映画にも出ていらっしゃるんですね。8/20公開、都内だと、シアターN渋谷、よく通いました。そこでみた映画のひとつが「隣の家の少女」・・・悪夢そのもののいじめと虐待・・・原作ジャック・ケッチャム。よってたかってなぶりものです。

    このお芝居で観たくなかったこと、終盤、お母さんは身を投げます。なぜ、陳腐な"モノ"を落とすシーンをみせるのでしょう?いままで自殺するシーンはいくつかのお芝居でみました。「ローヤの休日」...これは、あっ、と思いました。「昆虫系」自殺じゃないかもしれないけど、自ら選んだ、選ばざるを得なかったこととしてみました。この2つは大丈夫でした。本作品はダメでした。あんな安っぽいやり方で人の死をみせる必要があったとは思えないし、その感性がわからない。お客さんに伝える方法はいくつもあるのに…このシーンがなければ★5つだけど、あったので総合で大きくマイナス(故に、評価せず)。

    印象的だったシーン…①ひとつひとつの椅子が上から照らされるシーン②上と下、4人がひとつの大きな絵として配置されるシーン③キャットウォークを使ったシーン④子供であり大人でもある彼/彼女たちが舞台に揃い、客席を見つめるシーン。こうみると静かなシーンばかりですね。

    なんで神戸さんだけ靴じゃないの?

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    2011/08/15 23:58

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