満足度★★★★
愛すべきダメ人間全然ダメ人間、普通にダメ人間、どっかダメ人間等、ダメな人の見本市と言う感じでしたが、ふと我に返るとこの世に完璧超人なんていないし、現実世界だってこの舞台のように不完全で弱い人間同士が寄り添って生きているんだなあと改めて思い知らされました。全体的に脱力とは言わないまでも緩やかに流れていき、普通なら紐が解けるような終盤からラストも、この舞台では完全に解けないし丸く収まった感もあまり無く、特に良い話だったなあと思わせないのですが、逆にそれが弱くて愛しい人間ドラマになっていて、とても楽しめました。
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2011/08/14 23:11
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