満足度★★★★★
どこまでもずるい男たち。関美能留という人は、戯曲選びが本当に巧い。三条会のメソッドをぶつけて壊れない作品しか出てこない。ずるいなぁとも思う。その“ずるうま”が、前田司郎にも通用してしまうのだから脱帽である。アトリエ公演という楽しさも効いている。俳優・関美能留……怪優であった。ずるい。それにしても、本家『生きているものはいないのか』より、三条会『むしろ忘れて草』の方が、五反田団っぽく見えるのはどうしたことだ。
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2007/11/10 23:42
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