【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女 公演情報 劇団鋼鉄村松「【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「青髭」&「ジャンヌダルク」の村松的解釈が楽しいムラマツラーのための舞台
    とにかく物語とその展開が面白い。そして、物語に意識的に作られた、ちょっとした「字余り」の部分がさらに面白さを増量する。
    台詞の過剰さも気持ちいい。

    ネタバレBOX

    「橋が段ボールで出来てる」とか、もう、なんだかなーという展開(いや面白いのだよ、これも)とかあるのにもかかわらず、正直、鋼鉄村松の舞台で、こんなにグッとくるとは思わなかった。

    その「なんだかなー」という設定や展開、ストーリー上は特に必要とは思えない青髭が突然叫ぶシーンとか、簡単に言えば、そこが「ツボ」だ。
    たぶん、このあたりが単に鬱陶しい観客にとっては、「何じゃこれ???」と「?」が3つぐらい付くだけの作品になってしまうのかもしれない。
    逆にそれこそがツボである鋼鉄村松ファン、いわゆる「ムラマツラー」にとっては、欠かすことのできない要素なのである。

    とは言え、それだけて押し切られても、しょうがない。物語自体も大切であることは言うまでもない。
    青髭公の物語、ジャンヌダルクの物語等々をウマい具合につなげ、その辻褄の合わせ方とかが面白すぎるのだ。
    青髭公の物語が中心にありつつ、ジャンヌダルクのストーリーであり、話の中心がさらにするりと変わっていく展開が巧み。そして、人間不信=信頼、自己犠牲、因縁等々が絡み合い、物語を深めていく。それが本気でないとしても、だ。
    物語の落とし方もうまい。

    青髭公を演じたムラマツベスさんは、安定した魅力で物語を牽引していく。カトリーヌを演じた柳瀬英里子さん、ジャンヌ役の鬼山亜紀子さんが印象に残る。


    ちなみに、動員数500人を超えたらボス村松さんが長年付き合っている女性(劇団の制作の方)にプロポーズするということで、今回の公演でそれを達成し、終演後舞台でプロポーズした。
    楽しい舞台の上に幸せな瞬間に居合わせることができて観客は拍手喝采だった。

    …客入れのBGMが、「God Save the Queen」でピストルズだったが、アイアンメイデンだとベタだったかな。

    0

    2011/08/01 09:38

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大