満足度★★★
少し心が痛くなる妄想世界と現実社会の狭間で苦悶する様は、外から見るとまさしく喜劇で楽しい場面もあるんですが、全体の印象としては悲哀の方が強かったかなと。舞台を覆う閉塞感と陰鬱な表情の役者さんに寄るところが大きくそれはそれで素晴らしいと思いました。最後のシーンは、何ともモヤモヤする事この上なく深かったです。帰り道で自分の心の中では何故かルイ・アームストロングの「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」が寂しく響いてました。
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2011/07/22 20:41
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