だめのすけ、バスに乗る。 公演情報 映像・舞台企画集団ハルベリー「だめのすけ、バスに乗る。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    昭和のテキスト
    ストーリーもギャグも昭和。昭和が悪いというのではないが、ギャグに関しては古いと笑えないのだ。オープニングの出だしで、「をを~、やるな!!」と感じたものの本編はぐちゃぐちゃ。しかしエンディングでこれまた美しい光景に。幕後、いずみよしはるがデヴィ夫人と被災地にボランティアに行った話が本編よりも感動した。物や金よりも人手が足りないとのこと。被災地での暮らしを芝居にすればいいものを・・。それにしてもデヴィ夫人のボランティアって何をしたのだろうか・・?


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    だめのすけ3人を立派な俳優にすべくバスガイドの研修に送り込んだ芸能事務所。ここで彼らは研修どころか彼女を作ってしまうわけだが、物語の主軸がぶれて、研修よりもバスガイド達のコネタやだめのすけ3人のコネタ三昧になっていた。

    全体的に緩くグダグダなコメディなのだが、太田愛子役の関麻衣のコネタには笑ったし、下着姿で登場する展開にも笑った。関が後ろの方に引っ込んでも目で追っていたら、後ろでもその表情はかんなり可笑しくて、面白いキャラクターだなと、関心してしまった。

    舞台上に何度か登場するおとうさんと天国の番人のキャラクターはちょっと引いた。この場面こそが昭和のテキストなのだが、もうちょっとセリフで笑わせるセンスが欲しい。何も考えず、緩いコメディを観たい方にはお勧めの舞台だ。そこそこ楽しめて、そこそこ笑える。

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    2011/07/22 17:13

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