満足度★★★
むしろあざとい?前作『ノーバディー』より非情緒に徹しているようだ。そこに、むしろあざとさを感じるとともに、少しばかり納得させられた。俳優それぞれに個性はあれど(実際なかなか面白い人たちばかりなのだ)、結局は大人数分の一でしかないから、最終的に気に留めることはない。何だか、そのことによって前田司郎の「いい感じのどうでもよさ」が薄っぺらになってしまう。もったいない……って言うのとも違うけれど。要するに、僕は、このような作品を五反田団に求めていないのだと思う。
0
2007/11/06 00:18
このページのQRコードです。
拡大