きょうの日は 公演情報 コメディユニット磯川家「きょうの日は」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    夏日にとっても暑っ苦しい爆笑コメディ!
    笑った。大笑いした。
    テンション高くて、しつこくて、夏向きとは決して言えないスタイルだが、十分に楽しんだ。
    気持ち良く笑ってスッキリ。

    ネタバレBOX

    正直初めて磯川家を観たときは、テンションが高すぎて、しかも全編がそんな印象だったので、面白いけど途中で疲れてしまった。
    で、今回、テンションは高いところが多いけれど、2時間とても楽しんだ。これはもちろん観劇の席位置とか体調とか、諸々の要素もあるのではないかと思うけど、一番はやっぱり「笑った」ということに尽きるのではないだろうか。

    大笑いした場面が多かったのだ。
    実に気持ち良く笑った。
    観客全体もそんな雰囲気でとても良かった。

    そんな磯川家なのだが、休憩に入るという。これはとても残念。

    物語は、ある1日を軸に家族のことを描いた作品だった。
    それほど無理のない展開と、やや変なテンションの登場人物たちが次々と現れ笑わせてくれる。最初から威厳のある父親には見えない父親に威厳のあるという設定の設定というあたりもナイスだ。
    キャラ押しの部分と話として笑わせる部分がはっきりしている。キャラ押しについては、1度滑るとそのキャラでは笑えなくなるのが諸刃の刃であろう。
    伊智子の婚約者の前髪をいつまでもしつこくいじるのも、外れたら結構厳しいことになっていたかもしれない。私はずっと笑ったのだが、このあたりの塩梅で、この舞台の面白い(笑えた)or 面白くない(笑えなかった)の境目になったのかもしれない。
    コツは笑うつもりで観ることかもしれない。腕組みして観てやろうじゃないか、という対決姿勢では楽しめないからだ。…でも、スタイル的に合わない、ってのはあるとは思うけど。

    それにしても、あの回想シーン。てっきり伊智子のお母さんの回想シーンかと思えば、回想シーンというわけではなく、単に昔の話が差し込まれていただけで、元の時間に戻ったときの会話で「えっ?」となった観客も多いと思う。実際席が近いカップルが、「えっお母さんて2歳のときに…」みたいな会話でざわついていた(笑)。その声を作者は聞きたかっただろうなと思う。してやったりという顔をして(笑)。
    この、観客の頭を一瞬グルグルさせる手法は面白い。何が起こったのか理解するまでの時間が楽しいのだ。
    演劇などの手法を逆手に取ったというか。

    しかし、ちょっと「イイ話」的な方向にしたかったのか、オープニングとエンディングが体感的に少々長く感じた。鬱陶しいほど、ガンガン行くのだから、しっとりシーンは、そこまで「間」を取らなくても十分に「間」として感じられたのではないだろうか。

    ついでに言えば、ラストにもう一発ドカン笑いで締めて欲しかったというのは贅沢かな。ユニットの休憩前だけに。

    主人公の伊智子役の二宮瑠美さんは、物語をきちんと支えていて好演。隣の家の希恵役の塚田まい子さんの、あのキャラも面白かった。早口の台詞がいいのだ。
    そして、客演のお父さん役の湯浅崇さんとお母さん役の伊藤昌子さんは、とてもいい仕事をしていたと思う。この2人が出てる芝居は好きだ。どうでもいいプチトマトのやり取りは夫婦の絆を感じた、というのは言い過ぎか。

    磯川家、早い休憩明けを待ち望む。

    6

    2011/07/13 20:34

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  • コメント、誠にありがとうございます!!
    暑苦しい舞台の方が多いので、スッキリしてくださって何より♪

    2011/08/01 22:13

    ご来場ありがとうございました!!
    たまには暑苦しい夏も!!

    すてきな両親です!

    2011/07/29 18:06

    コータさん
    くみたんさん
    *結*さん

    コメントありがとうございます。

    早い「休憩明け」を楽しみに待っています!

    2011/07/26 08:12

    ご来場いただきありがとうございました!!

    あんな両親いたら、突っ込むのが本当大変そう。笑

    2011/07/24 23:29

    ご来場ありがとうございました!!

    あんなお父さんとお母さんがほしいですねぇ・・・。
    すごい素敵な家族でした☆

    2011/07/24 19:37

    僕もスッキリ!

    2011/07/24 19:13

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