気分屋 公演情報 劇団あおきりみかん「気分屋」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    突き抜けて一体感を・・・
    人は戸惑いながらも、感情を甘受(感受と言うべきかも・・・)しながら、折り合いをつけて生きて行くもの・・・。演劇は非日常性を描きながら、セリフと気分(感情)に対し作者も役者も、もちろん観ている私達にも、能動よりも受動的なその感性が問われるべきと思う!センス良い感性で感度良く表現出来れば、観ている私達と一体感が生まれると思う。 総評はネタバレにて・・・。

    ネタバレBOX

    私は?人?誰?男?女?で始まりながら、「母を探ねて三千里」のマルコになり・・・イタリア・ジェノバが冨山県・氷見市になり・・・なんとなく納得・・・。面白いのだけど・・・!?
    河村たかしに織田信長、加藤晴彦や玉木宏ほか・・・八丁味噌などなど、愛知三河的ネタオンパレードで・・・。三河豊田出身の妻君も喜んでいたようで…!?
    愛知に、しっかりと根を張っているのが垣間見えて、私も、ソコソコ楽しいのだけれど・・・。
    「気分屋」のタイトルに上手く戸惑わされた感じで・・・。
    鹿目さんとあおきりみかんの現在の戸惑いや壁・・・?と感じたり、観ている我々とも一体感がイマイチ不足?と・・・戸惑って感じたり・・・。

    例えば、舞台上での演技で、焼き立てのアップルパイをなりきり松田聖子が「美味しい!」とかぶり付く場面が有るが、焼き立てのアップルパイは、焼き立てだから熱い!筈と・・・。言葉(せりふ)にもなく…五感を持った人間がなのだから、反応が欲しい・・・。熱いアップルパイを頬張る反応があれば、観ている私達と同期出来る筈と思うが・・・。そのような感性・生理感度の高い舞台を実現して欲しい。
    反応も表現であり、生理的反応からリメイクした感情で一皮剥け熟した演技が欲しい・・・。
    鹿目さんと共に歩む「あおきりみかん」は、前途洋々であるから・・・!Everyone to enjoy!

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    2011/06/19 02:11

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