音無村のソラに鐘が鳴る 公演情報 演劇企画ハッピー圏外「音無村のソラに鐘が鳴る」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    客席はガラガラ。
    自慢じゃないが芝居は真剣に観てるほうだと自覚している。なのに、前半、久しぶりに眠くなるほどダルカッタ。たぶん前半の描写はコメディなのだろうけれど、スベリまくって受けないのだ。それもそのはず、でんでん面白くない。これで一気に眠くなったワタクシは起きているのに必死なほどの戦いとなったのだった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語は民間宇宙開発局で、ロケットを飛ばすことに望みをかける局員らと、ロケット打ち上げに規制法案を示す国連が絡んだ航空自衛官との争いを描写したものだ。
    こう書くと大層に壮大な物語のように感じられるが、実のところはストーリー自体は単調だ。終盤になってようやく、小波のようなうねりが訪れるが、それまでが、およそコメディとは言い難いお笑いに観客シーーン。。

    序盤、観客を暖めることをしくじると、その後の展開はまず冷え込んでしまうのが殆どだが今回もそんな結果に。

    役者は頑張っていたが本がイマイチだった。更に舞台を使うキャストらの配置もまずい。舞台は中央に設置された台だけだから、セットはないに等しいのだが、こういった場合、観客の想像力を搔き立てる脚本が必要不可欠なのだが、その練りこみが甘かった。だから割と静かに本編は進んでゆく。

    そうして舞台そのものを盛り上げる音響も宇宙的なイメージが沸かなかった。音響は劇団伍季風の宇田川大介だったが彼なら壮大な音響の演出が出来るだろうに・・、と思う。
    もうちょっと笑いのネタが面白かったなら楽しかったのだが・・。

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    2011/06/10 18:30

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