満足度★★★★★
裁きの日
客席の配置(中央の机=アクティングエリアを囲む形式)が、観ている側にも適度な緊張感をもたらし、2時間弱の静かかつ熱い会話劇にひきこまれました。脚本・役者陣の実力(セリフまわしやその間)が確かで、始まってすぐに、芝居を観ている感覚ではなく現実に起こっていることの中にとりこまれてしまった感がありました。
改めて、人間の思考は本当に十人十色なのだなぁと。都度、いろいろなキャラクターの心情に添ったり添えなかったりしながら、おそらくは向かい側の客席からは百面相のように見える表情をしながら観ていただろうなぁ、自分。
映画や他ユニットの公演で観ている「十二人の怒れる男」の方を、チョコレートケーキさんで観られなかったのがつくづく残念。
にしても、この芝居は劇団の名前(とのギャップ?!)と共に、長く記憶に残るものになることは間違いナシです。
2011/06/08 19:51
対面舞台はお客様の顔も舞台の一部の様に見えてくるので、不思議です。
劇団名とのギャップは様々な方から言われております。
味になればと。