満足度★★★
ちょっと余計な言葉が多過ぎたかな?
すでに書かれているとおりで、「一人コント」というのは題名のみで、
実際には多人数が出演する喜劇である。
(これも理由は最後に明かされ、まあ洒落みたいなものだが、
それほど面白くもない・・・)
筋の詳細は書くほどの内容ではないが、
それよりも、何より肝心の「笑い」が取れていたかと言われれば、
結構滑っていたのではないか。
特に、主役の壽太郎氏が顕著なのだが、
台詞に余計な言葉(間投詞も)が多すぎる。
変な公式だけど、「喜劇効率=笑い数/台詞数」なんて考えると、
効率は決して良くなかったのではないか?
笑いが取れているところも、全員がおかしくて笑うというよりも、
常連さんやファンだけわかるような笑いが起きることが多く、
心底面白くて笑っている、という場面は少なかったように思えた。
まあ、それでもそこそこ面白かったし、
「悲劇より喜劇の方が難しい」というのも真実なので、
やる方は大変と思うが、でも、本当に面白いコントは、
腹が痛くなるくらい笑わせますからね。
それから、最初最前列に案内されたが、冷房風が非常にきつく、
まだ風邪の治っていない私としては、ここにいては身体を壊すと思い、
風の来ないやや後ろへ退散。
ところが、ここにいても、次第に足から冷えてくるくらい寒くなる。
外の気温も日中で25度くらいだったはずだし、
節電も求められている時期に、配慮が欠けているのではと感じた。
こういうことも考慮して頂きたいですね。