第8回壽太郎ひとりコント 公演情報 第8回壽太郎ひとりコント」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
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  • 満足度

    だらだらと雑な自己中芝居
    きついことを言いますが、台本が支離滅裂だったり、一部の役者さん(特に気になったのは3人、うち2人は半分以上の時間舞台上にいる役)の動きが雑だったり、見ていて不快になるようなねちゃねちゃした話し方だったり、終わるまで座っているのも苦痛でした。まともな役者さんも、観ている側が愛せる役とは言えず、台本が役者さんの良さを潰しているように感じました。暗転が完全な暗転でなく、一部ライトがついたままだったのですが、暗くなった途端、今演じていた役者がだらだらと道具類を移動させる様子が丸見え。何かの事情で暗転ができないのか?とも思ったのですが、最後のほうで一度、完全に暗転したので、そういうことではないようです。何の意図で見せたのかわかりませんでした。はっきり言ってつまらなかったけど、面白かったとしてもあの暗転はさめます。台詞も雑で噛んだり間違えたりが多く、とにかくだらだらした印象でした。ただでさえ退屈で時間が長く感じていたのに、周囲の人達がぼそぼそ話していたり、誰かの貧乏ゆすりで長椅子がずっと揺れていたり、本当に疲れるだけでした。知人が出ていなかったら間違いなく途中で帰ったと思います。又、舞台と客席の間に段差がなく、役者さんは上演中客席ぎりぎりまで来ることができるのですが、近づかれたくないタイミングで近づかれたくない距離にまで迫ってくるのも厭でした。近づかれたときに、1席空けて横にいた知らない人が顔をしかめて体を引いていたのが、同じタイミングで体を引いた私にもはっきりわかりました。暗転中を見せるのも、客席の至近距離に来るのも、観る側へのプラスの効果を狙ってするならまだわかるのですが、観ている人間のことなどまるで考えていないとしか思えません。カンパ制ということで前日お金を崩して包んでおいたけど、「面白かったらお金下さい」ということだったので、1円も入れずに帰ってきました。むしろ時間を返して欲しい。よほどの変化がない限り、次回以降を観ることはないと思います。

  • 満足度★★★

    ちょっと余計な言葉が多過ぎたかな?
    すでに書かれているとおりで、「一人コント」というのは題名のみで、
    実際には多人数が出演する喜劇である。
    (これも理由は最後に明かされ、まあ洒落みたいなものだが、
    それほど面白くもない・・・)

    筋の詳細は書くほどの内容ではないが、
    それよりも、何より肝心の「笑い」が取れていたかと言われれば、
    結構滑っていたのではないか。
    特に、主役の壽太郎氏が顕著なのだが、
    台詞に余計な言葉(間投詞も)が多すぎる。
    変な公式だけど、「喜劇効率=笑い数/台詞数」なんて考えると、
    効率は決して良くなかったのではないか?
    笑いが取れているところも、全員がおかしくて笑うというよりも、
    常連さんやファンだけわかるような笑いが起きることが多く、
    心底面白くて笑っている、という場面は少なかったように思えた。

    まあ、それでもそこそこ面白かったし、
    「悲劇より喜劇の方が難しい」というのも真実なので、
    やる方は大変と思うが、でも、本当に面白いコントは、
    腹が痛くなるくらい笑わせますからね。

    それから、最初最前列に案内されたが、冷房風が非常にきつく、
    まだ風邪の治っていない私としては、ここにいては身体を壊すと思い、
    風の来ないやや後ろへ退散。
    ところが、ここにいても、次第に足から冷えてくるくらい寒くなる。
    外の気温も日中で25度くらいだったはずだし、
    節電も求められている時期に、配慮が欠けているのではと感じた。
    こういうことも考慮して頂きたいですね。

  • 満足度★★★★

    大衆と共に・・・癒しもあり楽しい!
    寿太郎一人コントと言うけど・・・出演者が10人を超えるコメディー・・・。
    テーマの根底には、現在の文化がデジタイズされていることへの風刺があり、それと対照するよう演出でアナログな配役で楽しませてくれる。
    ストーリーには多少無理も・・・?あり、演技は上手いとは言えないけど・・・?
    損得抜き、出演者全員の熱意とチームワークで舞台を盛り上げてとにかく楽しい!
    アラカルト的演出あり、笑くぼが可愛いバレリーナ登場の癒しもあり、可能であれば大震災の被災地へ慰問公演して欲しいけど・・・!?
    このような明るさと元気が現在の日本には必要!演出・出演者の総合力で・・・ ★★★★

    ネタバレBOX

    寿太郎他何人かは芝居が上手いとは言えないし、ICチップが脳に埋め込まれた古畑任三郎をパックった刑事や、娘役2人のバレリーナの「脳がコピーされても体が覚えている…」など人体生理学的にも突っ込みを入れたくなる矛盾した設定や台詞などが出てくるが・・・
    その様な事はどうでも良い・・・!(芝居はなんでもありだから・・・!)
    とにかく明るく元気なステージが最高!芝居は言葉を語るものではない事を示す見本!
    この日、他劇団の昼公演にも行ったけど、明らかにこの寿太郎公演の方が、チームワーク、舞台への熱意や観客を楽しませる献身度などは、はるかに勝っている!
    それにしても、夫人役バレリーナの踊る演出タイミングは絶妙!娘役二人も素敵な癒し!

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