満足度★★★
【(劇)梢軍:「洋風喫茶「ブローウィンラバー」」】短編に色々詰め込み過ぎたかなあ
私の見た最後の3本目がこの作品。
一言でいえば、料理人の父親と、その3人子供のお話だが、
父親の職業人としての能力、転機とそれへの子供たちの複雑な気持ち、
また多感な時期の子供たちの様々な思い・・・などが取り上げられているが、
30分作品に、ちょっとテーマを盛り込み過ぎて、私には中途半端な感が。
これが1~2時間の作品であれば、上手く行ったと思うが、
あらためて、短編ならではの難しさというのを、私自身考えさせられた。
色々言いたいことがあっても、捨てるべきものは削ぎ落とさないと
駄目なのですね。
でもまあ、これについても、役者が熱演していたには好感を持った。