満足度★★★
この手法ではゆるくなってしまうのでは?
この日も超満員で、電車遅延のためぎりぎりについた私は補助椅子へ・・・。
ただ、お隣がかなりの美人のお嬢様だったのはラッキー(?!)
それはともかく、携帯の設定のための用紙が足りなくて、
もたもたしており、さらに10分ほど遅れての開始となった。
さて、携帯で劇中で投票させるという試み・・・、
もちろん芸術家・表現者として、
新しい試みにチャレンジしていくことは重要であると思うし、
上手くいくことを願ってもいたが、次のような懸念ももっていた。
1 (かなり)昔、漫画雑誌で読者にその後の筋の進行のアンケートを取り、
作者がそれに合わせるという企画がはやったらしいが、
結局は月並みな展開が多くなり、
「読者の希望に合わせること=いい作品になる」
というわけではなかったようで、結局は廃れてしまったという。
2 最近では、試写会で上映中、携帯でアンケートやら感想を送信させる手法もあるらしいが、
上映中観客が携帯を取り出しただけで、場内が明るくなるし、ざわつくし、鑑賞の妨げになる、との批判もかなり出ていたようである。
で、当日どうであったかというと、2については、多少そんな気にもなったが、
映画と違って真っ暗ではないし、そこで今後の芝居に影響を与えられる
という要素もあるので、個人的にはそれほど邪魔にはならなかった
(個人差はあるだろうが)。