『十二人の怒れる男』/『裁きの日』 公演情報 劇団チョコレートケーキ「『十二人の怒れる男』/『裁きの日』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    上品に仕上げた作品「裁きの日」
    日本の裁判員制度への問題提起を上品に仕上げた作品。厳しい見方をすれば、ちょっと行儀が良すぎる気がしないでもない。現実的な作品だけどもう少し味付けがほしい。別に退屈はしなかったのだが。点数は厳しめにつけた。

    ネタバレBOX

    山森信太郎のキャラは、自分が死刑を決定するのは嫌でしょうがないだけに見え、吉川亜紀子のキャラも死刑にかかわりたくないと嫌悪していた。そうした市民感情があっても、結局「死刑」という、裁判官の目論見にハマる制度でしかないという批判なのかなと感じた。序盤と中盤にそんな話もあったし。
    まあ、それも含めた「問題提起の作品」なのだろう。

    ほぼ椅子に座ったままで、(一部の)演者の表情が見えないのが残念。実際の裁判員の審議も立ったり座ったりしないのだろうけど、「演劇」という「舞台」なのでそこの配慮はあっていいかな。

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    2011/05/28 19:02

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  • 両作品ご来場ありがとうございました。
    確かに十二人との差別化を図ったのもありますが、この作品は動きを抜いて表現したかったのです。

    2011/06/01 01:53

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