紫桜舞い散る時 公演情報 オフィス櫻華「紫桜舞い散る時」の観てきた!クチコミとコメント

  • 宇宙船はなくても…
    梅雨ですか…早稲田ヘ来ました。今日も受付で?がありましたが乗り越えます。気分はすでにSF度が高まっています。舞台にSFっぽいものがないけど大丈夫かな。さて、前説があって、打ち上げのシーン。役者さん、みなさん若いですね。SF好きなひといるのかな?本作品、宇宙船や地球がなくても成り立つと思うのです。スペース・オペラではないし、ハードSFでもない。そう叙情派。たしか(昔)「ロマンチックSF傑作選」っていう文庫があったと思うのですが、そんなテイストでもない。

    ネタバレBOX

    脚本がストーリーになっていません。登場人物の感情の揺らぎが不自然。イロイロ詰め込んでいるので話が長いし、いかにも的なセリフが並び耳を通り過ぎる。おまけに客席に背中を向けている場面が多い。役者さん、同じような演技になっていませんか?役をシャッフルしてもあまり変わらないような気がしました。
    SFとしての科学的な説得力はなくてもいいけど、舞台がその惑星である必然性(何らかの意味付け)は欲しい。先発隊からの連絡が途絶え、調査のために出発。SFにこういう話はたくさんあります。なので、そこにある「何か」とどう絡むかが話を面白くするわけですね。エイリアンでもいいし、モノリス、知能を持った海でも、先住民でも(アバターか…)。でも、本作品はそうではないようです。伝染病もスペイン風邪という実例があるし、SF仕立にする必要はなかったと思うんですけど。ロバート・F・ヤングとか「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選(これは新しい本)」なんか読んでみるといいと思います。ホントに切ない話なんだから。

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    2011/05/28 18:02

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