満足度★★★★
零れ落ちてゆく
「観たい!」にも書いたように「明日の記憶」を読んでいます。ですのでお話の内容そのものは自然な仕上がり(こうなるんだろうなぁ)になっているように思います。そうなると、あとはお芝居としてどう見せてもらえるか。千本桜ホールは3回目(バレーボールで2回)。雲行きが怪しくなってきました。雨が降りそうです。
開場するとそこは洋間。下手から、白いソファと小さなテーブル、中央には車椅子があります。オープンキッチンとテーブル、奥には2階への階段。車椅子だけがこれから始まるお話を暗示しているようです。暗転、聴こえてくるのは波の音でしょうか...。
2011/06/05 14:22
ご来場ありがとうございました。
終盤のシーンは、どのシーンよりも作演の大西が拘っていたシーンでした。
大切な思い出が消えてゆくのは本当に悲しい事です。