満足度★★★★
テキサスヒット!
第一幕『ハムレット』、第二幕『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ。』(←『ハムレット』の脇役2人を主役にしたスピンオフ喜劇)の構成。
『ロゼギル』は、吉本芸人のWキャストならぬVキャスト。
ちなみに・・・「博多華丸・大吉」「ハリセンボン」「NON STYLE」「ハイキングウォーキング」といったテレビでおなじみの中堅上位の芸人達が日替わり(?)で演じていく。
で、ボクらが観たステージは・・・「チーモンチョーチュウ」の2人が担当。
チーモンチョーチュウ・・・。
誰?笑
鹿児島おごじょであるツレは「博多華丸・大吉の回がヨカッタ」とのたまう始末・・・その気持ちは、よくワカルぞ!笑
まずは『ハムレット』。
長谷川純(ジャニーズJr.)のハムレット&高橋愛(モーニング娘)のオフィーリア。これは、アイドル芝居の及第点はある、といったところ。
楠美津香さんのシェイクスピア講談(?)を観ちゃうと、たいていのシェイクスピア劇が物足りなく感じちまうから・・・楠さんは罪な人だ(笑)
それにしても、高橋さんの体躯には恐れ入った。。。
その脚は完全にアスリートの脚!適度な太さ&筋肉がしっかりついてる(なぜか冒頭は短パンのオフィーリアなのだ)。
『真夏の世の夢』のパック役を軽くこなせそうな脚・・・高橋愛さん、侮れん!(←ちなみにボクは、『真夏の世の夢』は、『ガラスの仮面(マンガ)』でしか見たことありません。笑)
1幕が終わり、15分休憩。『ハムレット』の終盤、かなりの睡魔に襲われたので、レッドブル注入。
で、聞いたことが有るような無いようなコンビ「チーモンチョーチュウ」の『ロズギル』が開幕。
これが・・・異色の出来!
狙ったギャグが確実にヒットしていく!ツレは腹を抱えて笑ってる!
コント(持ちネタ)中心の芝居と言われりゃ、その通りなんだけど・・・この2人の声、客席にビンビン響く!届く!お笑いライブで鍛えたノドは本物だわ!
菊地の声なんざ、プロの演劇人に引けを取らない。たぶん。
客席を沸かせながらも、ラストはしっとりみせるあたりが・・・ニクい!
チーモンチョーチュウ。
この出会いに感謝!!!