喜劇「ハムレット」&悲劇?「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」 公演情報 喜劇「ハムレット」&悲劇?「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    笑えましたし
    内容も出演者もグッド!!

  • 満足度★★★★

    意外や意外○
    全く期待せずに観にいったのに良かったです。まずは『ハムレット』。主役の二人にはアイドル的演技も感じましたが、お二方とも等身大で良かったです。今までに色んなハムレットを観てましたが、今回のオフィーリア、ハムレットには哀しさと同情を感じました。オフィーリアは狂った様が強調される演出が多いですが、今回のオフィーリアは愛らしく、宮川さんの曲の効果もあり、歌いながら死に行くシーンでは可哀相で涙が出ました。ハムレットも力むことなくサラリとした感じがラストに一層の悲しさを際立ててました。『ロズギル』は、NON STYLE の出演の回を観ました。練習不足と言ってましたが、どこが元のセリフでどこがアドリブなのか分からないまま、すごいセリフ量で最後まで笑いとともに突っ走りました。息の合ったコンビです。時間とお金があれば、ぜひチーモンとか他のコンビの回も観てみたかった~

  • 満足度★★★★

    テキサスヒット!
    第一幕『ハムレット』、第二幕『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ。』(←『ハムレット』の脇役2人を主役にしたスピンオフ喜劇)の構成。

    『ロゼギル』は、吉本芸人のWキャストならぬVキャスト。

    ちなみに・・・「博多華丸・大吉」「ハリセンボン」「NON STYLE」「ハイキングウォーキング」といったテレビでおなじみの中堅上位の芸人達が日替わり(?)で演じていく。

    で、ボクらが観たステージは・・・「チーモンチョーチュウ」の2人が担当。

    チーモンチョーチュウ・・・。


    誰?笑


    鹿児島おごじょであるツレは「博多華丸・大吉の回がヨカッタ」とのたまう始末・・・その気持ちは、よくワカルぞ!笑

    まずは『ハムレット』。
    長谷川純(ジャニーズJr.)のハムレット&高橋愛(モーニング娘)のオフィーリア。これは、アイドル芝居の及第点はある、といったところ。
    楠美津香さんのシェイクスピア講談(?)を観ちゃうと、たいていのシェイクスピア劇が物足りなく感じちまうから・・・楠さんは罪な人だ(笑)

    それにしても、高橋さんの体躯には恐れ入った。。。
    その脚は完全にアスリートの脚!適度な太さ&筋肉がしっかりついてる(なぜか冒頭は短パンのオフィーリアなのだ)。
    『真夏の世の夢』のパック役を軽くこなせそうな脚・・・高橋愛さん、侮れん!(←ちなみにボクは、『真夏の世の夢』は、『ガラスの仮面(マンガ)』でしか見たことありません。笑)

    1幕が終わり、15分休憩。『ハムレット』の終盤、かなりの睡魔に襲われたので、レッドブル注入。

    で、聞いたことが有るような無いようなコンビ「チーモンチョーチュウ」の『ロズギル』が開幕。

    これが・・・異色の出来!

    狙ったギャグが確実にヒットしていく!ツレは腹を抱えて笑ってる!

    コント(持ちネタ)中心の芝居と言われりゃ、その通りなんだけど・・・この2人の声、客席にビンビン響く!届く!お笑いライブで鍛えたノドは本物だわ!
    菊地の声なんざ、プロの演劇人に引けを取らない。たぶん。

    客席を沸かせながらも、ラストはしっとりみせるあたりが・・・ニクい!

    チーモンチョーチュウ。

    この出会いに感謝!!!

    ネタバレBOX

    ま、持ちネタ連発の2幕が『ロズギル』として認識できたのは、1幕の『ハムレット』あってのものなわけで・・・。

    そういう意味で、2幕は、チーモンチョーチュウによる「コント」と言い切って問題ない!笑

    でも、高橋さんなんかは、2幕メインで出たかったもしれないなあ・・・客席の「前のめり度」がまったく違ったもの。

    あっそうそう・・・チケット代は、3,500円~4,000円くらいが適当だと思います!笑
  • 満足度★★★

    1+1+1<1
    ジャニーズとモーニングと吉本のコラボでしたが、よく言うと実験的、悪く言うと中途半端。前半は簡略版でハムレットの粗筋のおさらい、後半はお笑い中心という構成でしたが、両方をごちゃまぜにして新しいハムレットを作ったほうが良かったかも。

  • 満足度★★★

    悲劇と不条理劇
    先日、高橋愛さんが金髪にして評判があまり良くなかったというニュースがありましたが、このためだったんですね。

    ネタバレBOX

    『ハムレット』に出てくるローゼンクランツとギルデンスターンは、いかにも芸人が大して練習もせずに日替わりで出てきたという扱いで可哀そうでした。

    因みに、当日は博多華丸・大吉で、児玉清さんが亡くなられてすぐの公演でしたが、そのことには一切触れませんでした。

    『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』は、『ハムレット』の名台詞が時々流れ、ハムレットやオフィーリアが通り過ぎたりしますが、そのほとんどが博多華丸・大吉の漫才でした。ま、それでいいんですね。たわいもない話をしているうちにハムレットには結果として逃げられ、手紙を読むと自分たちの死が予感され、そうだったんだと空しく悟り受け入れるという不条理劇になっており、先日観た『ゴドーを待ちながら』の二人の男と姿が重なりました。

    それにしてもハムレットはそれほどカッコ良くもなく、オフィーリアも今一華が感じられませんでした。

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