満足度★★★★★
やっかいで愚かな凡人この世の中には、ごくごく一部の「特別な人」を除いて、あらゆる人たちが凡人なわけです。凡人は、凡人だから、ごく普通に暮らす、でもちょっと特別なことにあこがれる。でも凡人だから上手くいかないし、誰かのせいや社会のシステムのせいにしたりしてもがき苦しむ。この戯曲の中で起こることは、とても特別なように見えて、鏡を見ているようだ。とてもやっかいなものを見せられた気がする。愚かで弱くて逞しい、私のような、あなたのような、凡人たちの物語。場面転換のポップな演出がカッコよくてシビれました。
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2011/05/23 16:33
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