満足度★★★
詩っていいなぁ・・・
大好きだったリヴァー・フェニックスがLAで死んでしまったとき、私は泣いた。ヒッピーを親に持ち、不自由を知らぬゆえに自由がわからず、放浪した少年が大人にならないまま召されてゆくその切なさに。
いつも大笑いしてちょっと涙、って感じの春の日だが、今回のちょっと涙、はお話の中ではなく、私のそんな記憶の中で流れた。
高校時代のボーイフレンドは高偏差値の早稲田高等学院生で、文化祭に行ったら文集がやたら分厚くしかもタイトルが「彷徨」であった。なんて読むの?と同い年に聞くみっともなさより、頭の良い学校は難しい字で素敵だ、と思ったものだ。その中の詩も、よくわからなかったが、わからなくて素敵だと思った笑 そんな青春を思いながら観た。ネタバレに続く・・・