空色ラジオ 公演情報 空色ラジオ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    いまさらですが
    オムニバス方式で話題展開しながらばら撒いていた伏線を
    終盤に向かって回収していくコメディでした。

    いい意味でドタバタしているイメージがあり、
    観ている方に徐々に雰囲気が移ってきますw
    テーマの詩に関しては慣れないこともあり
    気恥ずかしい印象でしたが、最後はいいなぁと感じていました。

    肩肘張らずに気持ちよく観れました!

  • 満足度★★★★

    連作短編スタイル、絶好調
    お得意の最後に一つにまとまる連作短編スタイル、絶好調。
    今回は特に「ハガキ職人」ネタや70年代の洋楽を多用した選曲など世代的にツボを突かれる。
    個別では前半の2編と最終的な落としどころが特に好み。

  • 満足度★★★

    詩っていいなぁ・・・
    大好きだったリヴァー・フェニックスがLAで死んでしまったとき、私は泣いた。ヒッピーを親に持ち、不自由を知らぬゆえに自由がわからず、放浪した少年が大人にならないまま召されてゆくその切なさに。
    いつも大笑いしてちょっと涙、って感じの春の日だが、今回のちょっと涙、はお話の中ではなく、私のそんな記憶の中で流れた。
    高校時代のボーイフレンドは高偏差値の早稲田高等学院生で、文化祭に行ったら文集がやたら分厚くしかもタイトルが「彷徨」であった。なんて読むの?と同い年に聞くみっともなさより、頭の良い学校は難しい字で素敵だ、と思ったものだ。その中の詩も、よくわからなかったが、わからなくて素敵だと思った笑 そんな青春を思いながら観た。ネタバレに続く・・・

    ネタバレBOX

    春の日はオムニバスなので、おたくネタで笑いながらも主軸を逃さないぞ、という楽しみ方を私はしている。ゆえにエピソードは詳細に記憶しながら観る。今回主軸はパーソナリティだろうな、と思っていたので、占い師が赤マジックで手をぐりぐりやるのもこりゃなんかに続くだろう、と期待したがハズした。3作目のマルタのうっとうしいくらいの動きも、ラストに何かやるためだろう、と思ったがそこもハズした。(ハズした=私の想像が外れた、の意)。なるほど〜という過去作品の持つ「絡み合う糸が気持ちよく解れていく感じ」がなかった。私はそこが好きだったので少し寂しかった。が、変化は受け入れたい。大河の流れは時に止まっているようにも見えるものだ。きっとそういう事なんだろう。

    フウの読んだ詩はとてもよかった。ヒナがラジオで読んだ詩も最初のほうと最後のほうが好きだった。「人に詩が在ること」に何か今後の春の日のテーマを感じた。新たな期待をもって、これからも応援したい。
  • 満足度★★★

    ラジオにまつわる人間模様
    オムニバスコメディと謳ったとおり、5本のストーリーに笑いありハートウォーミングなシーンありのあたたかい舞台。

    小島啓寿と高野アツシオの掛け合いは見ごたえあった。

    ただ、演出のテイストの問題なのかあまり入り込めなかった。話の造りは良いと思う(五話とか)のだが、なにかグッとくるものがなく、残念に思った。これが相性なのだろうか。

    ネタバレBOX

    一話の同好会の話(宮崎と佐々木の恋愛)。宮崎と佐々木のオタク風な話し方に違和感あり。宮崎の服装も違和感。どうもオタクオーラがない。そこが気になり冷めてしまった。

    二話の占い師と花屋の恋。花屋(中島)の演技は十分だし、占い師(徳元)の破天荒な性格も良いのだが、どうも素直に笑えなかった。

    四話の喫茶店の話。サイ(水島)の禁煙設定はとても面白かった。ただ、ここでのポエムシーンでも冷めていた。

    五話は、村田(白鈴)とその彼の恋と、一心(渡辺)と丸田(高野アツシオ)の恋の両方をとらえた、ドタバタハートウォーミング話。なのだが、ドタバタもウォーミングもどうにものれなかった。

    演技も悪くないし、話の筋や展開も良いと思うのに…。不思議だった。
    でも、渡邊けい子のパーソナリティ中の表情は非常に魅力的だった。
  • 満足度★★★★

    洗練されたさわやかな笑い。
    ラジオをメインストーリーにいくつかのオムニバスがひとつに絡み合っていく。春の日ボタンのお得意の構成が洗練されて2時間に及ぶ作品ながら長さを感じさせない。

    登場する人物に悪人はいない。それどころか登場人物のひとりひとりに愛情を感じてしまうほど。
    ほんわかとした恋の物語は癒し効果抜群。

    公演中複数の人の携帯電話が鳴っていた。劇団から事前の注意がしっかりとあったにもかかわらず。それだけが残念。

    舞台美術も素敵だった。

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