満足度★★★★
いまさらですが
オムニバス方式で話題展開しながらばら撒いていた伏線を
終盤に向かって回収していくコメディでした。
いい意味でドタバタしているイメージがあり、
観ている方に徐々に雰囲気が移ってきますw
テーマの詩に関しては慣れないこともあり
気恥ずかしい印象でしたが、最後はいいなぁと感じていました。
肩肘張らずに気持ちよく観れました!
満足度★★★★
連作短編スタイル、絶好調
お得意の最後に一つにまとまる連作短編スタイル、絶好調。
今回は特に「ハガキ職人」ネタや70年代の洋楽を多用した選曲など世代的にツボを突かれる。
個別では前半の2編と最終的な落としどころが特に好み。
満足度★★★
詩っていいなぁ・・・
大好きだったリヴァー・フェニックスがLAで死んでしまったとき、私は泣いた。ヒッピーを親に持ち、不自由を知らぬゆえに自由がわからず、放浪した少年が大人にならないまま召されてゆくその切なさに。
いつも大笑いしてちょっと涙、って感じの春の日だが、今回のちょっと涙、はお話の中ではなく、私のそんな記憶の中で流れた。
高校時代のボーイフレンドは高偏差値の早稲田高等学院生で、文化祭に行ったら文集がやたら分厚くしかもタイトルが「彷徨」であった。なんて読むの?と同い年に聞くみっともなさより、頭の良い学校は難しい字で素敵だ、と思ったものだ。その中の詩も、よくわからなかったが、わからなくて素敵だと思った笑 そんな青春を思いながら観た。ネタバレに続く・・・
満足度★★★
ラジオにまつわる人間模様
オムニバスコメディと謳ったとおり、5本のストーリーに笑いありハートウォーミングなシーンありのあたたかい舞台。
小島啓寿と高野アツシオの掛け合いは見ごたえあった。
ただ、演出のテイストの問題なのかあまり入り込めなかった。話の造りは良いと思う(五話とか)のだが、なにかグッとくるものがなく、残念に思った。これが相性なのだろうか。
満足度★★★★
洗練されたさわやかな笑い。
ラジオをメインストーリーにいくつかのオムニバスがひとつに絡み合っていく。春の日ボタンのお得意の構成が洗練されて2時間に及ぶ作品ながら長さを感じさせない。
登場する人物に悪人はいない。それどころか登場人物のひとりひとりに愛情を感じてしまうほど。
ほんわかとした恋の物語は癒し効果抜群。
公演中複数の人の携帯電話が鳴っていた。劇団から事前の注意がしっかりとあったにもかかわらず。それだけが残念。
舞台美術も素敵だった。