空気ノ機械ノ尾ッポvol.17 公演情報 空気ノ機械ノ尾ッポ「空気ノ機械ノ尾ッポvol.17」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    初日公演見てきました~
    阿佐ヶ谷ザムザ(会場)初めてだったので、あのラピュタの外見に軽くびっくりしました。
    あるんですね、あんな駅近くにあんな物件。。

    さて、今回の公演は必見です。
    すばらしい内容でした。
    私が「空気の」を見てきたなかでは最高傑作です。

    あと、松川さんは相変わらず素敵でした。
    松川ファンなら見落とせない公演かも・・・

    ネタバレBOX

    この劇団はストーリーを重視しない台本を使用しています。
    それは、
    一見すると子供向けのテイストかと思われます。

    実際、子供にもウケが良いのですが、これは偶然でしょう。

    さて、ネタバレですが。。

    舞台は客席で、客席は舞台。
    セットは手作り風の背景で、インド綿やカーテンなどを設置し、カラフルで好印象。私は好きです。
    アドリブ要素があり、公演後の雑談の中にも「全部アドリブでも成り立つんじゃないか」という感想も小耳に聞こえた・・・が、しかし実際にはアドリブで表現できる内容には限界があるし、今回の公演を見ても複雑な表現を短時間で多様しているから、これは的外れだと指摘できる。

    さて、ストーリーを重視しない事によるメリットがいくつか思いついたので書いておく。
    ①説明セリフを入れなくて良い
    ②観客に媚びる回数を減らすことができる
    ③逆に、文脈が際立つ。ストーリーが浮き彫りになる。
    ④演者のモチベーションがあがる(演じる技術の向上が不可欠だから)
    ⑤客の主体性を隔離せずに、演劇の世界へトリップさせることができる

    以上、思いつきです。
    もっと他にもメリットがあれば教えてちょ。

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    2011/05/20 01:03

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