満足度★★★★★
伝わってくるもの
ちょっと時間が経ってしまいました。いつものように前でみたのです。今、改めて思うのは、「2001:A Space Odyssey」を「シネラマ」最前列でみたとき、ツァラトゥストラが鳴り響き、右:蒼い地球、左:スターチャイルド。あまりの幅広さに首を回さないとみえません。今回は、みえない、というほどではないのですが、役者のみなさん、いつみても、どこをみても、隙がありません。聞き手の演技をみれば反対側にいる話し手の様子がわかるようです。お互いの感情と感情との摩擦がこちらにも伝わってきます。教師と生徒、教師と親、親と子、そして教師と教師。自分の内側に入り込まれ痛みを感じてしまう。そこにある「ゆめ」をみて何を思う。