「1989~風(かざ)家の三姉妹~」 公演情報 カムカムミニキーナ「「1989~風(かざ)家の三姉妹~」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    面白かったです
    太古より巫女の業を受け継ぐ三姉妹が出てくるようなので、結構シリアスかと思いましたが、史実との絡みが面白かったです。好みはいろいろでしょうが、私も笑ったし、場内も笑い声響きました。劇団裏話的なのも含みつつ、激動の1989年を再現していました。1989年、生まれていない人も、もちろん、楽しめます。

    ネタバレBOX

    シンプルな舞台だが、もともとある階段の対角線上に、階段や梯子、扉も作り、客席は対面式でが、劇場内を最大活用の見せ方が、良かったです。
    本当の扇風機で、風起こしてるのも、笑!

    先祖代々、風を読んできたという風家の三姉妹の選んだ恋の相手は、皆、個性的?

    三女みどり(長谷部洋子さん)は大学に入学して、中学の同窓生、松川武太郎(佐籐恭子さん)と再会後、劇団の旗揚げをする。
    10年後、みどりの引退公演の本を練りながら、松川の回想で、1989年と風家の三姉妹の歩んだ道を追う感じでした。

    次女みずこ(米田弥央さん)は、バブルの申し子的な男性と結婚し、バブル絶頂期から、転がり落ちる様が描かれていた。
    長女みるこ(田端玲実さん)は国際結婚し、汎ヨーロッパ・ピクニックに参加し、ベルリンの壁崩壊に続く時代を、生きていた。

    三姉妹の生き方と、松川の回想と今(劇団内)の交差が、面白かったです。
    欲を言えば、風を読む三姉妹を、もう少し見たかった感が・・・それにしても、1989年って壮絶でもあったが、重くなく楽しく観劇できました。

    私は、三姉妹と松村武さんが、良かったです。
    ホント好みは、イロイロ!だから、世の中面白い。

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    2011/05/19 02:11

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