満足度★★★★★
不思議だけど親しみやすい
大崎は、以前、某企業を(2人で)訪問するにあたって地図を印刷、ビルの前まで行って「ここですかね」なんて言ったものの実は駅の反対側にいたという経験があります。今回も十分な調査をしたにもかかわらず、実際に駅を降りてみてなんともわかりにくい。だいたいの方向を目指して歩いているとお目当てのコンビニがあり、地図に従い角を曲がる...が行けども、それらしい建物は見当たらない。ここらかなと検討をつけてよ~くみると「株式会社東邦製作所(跡)」が会場でした。
ちょっと早かったので外で待っていると中へと案内を受けました。中から見ると工場らしさが際立っています。入り口横でDVDの映像がながれています。それは普通のお芝居ではなく、ダンスのようでもあり見たことがない動きをしています。セリフはありません。かなり気になりました。しかし、私はここまできても「今日は、家族の証明..さてさて、.しみじみとお芝居を堪能」などと思っていたのでありました。」開場時間が近くなりお客さんの数も多くなってきましたが、いつもとちょっとお客さんの層が違うような気もします。家庭の話だと比較的高い年齢層じゃないのかなと。時間になり開場です。シンプルな舞台、チラシのイラストです。白いテーブルと椅子。奥の床にはたたんだ服と靴。窓枠のようなものがぶら下がっています。ふたりが舞台に、ゆっくりとした動きで歩み出てきます。会話していますが、声は出ていません。ここにきてようやくDVDの意味を理解したのでありました。以下、ネタバレ