満足度★★★★★
夜のしっとり感と子どもの騒がしさが並行して存在する、黄昏時のような、なんともいえない切なさが、舞台に充満していた80年代戯曲を現代の若手演出家たちが、リーディング形式で行う公演。「昭和」の匂いがきつい戯曲を、軽々と2011年に届けるセンスの良さを感じる。そしてそれは、リーディング形式といいながらも、観客のイメージを広げ、これはこのままで演劇の公演と言っていいのではないかと思うほどであった。
ネタバレBOX
0
2011/05/07 07:06
このページのQRコードです。
拡大