満足度★★★★★
何時もながら不思議な空間。
会場全体を使うお芝居だと、ここの書き込みで予備知識を頂いたので前後左右見渡せる場所、ゴザの席で観劇しました。おかげ様で話がよく解り気持ちがとても伝わってきました。役者さんは皆とてもすばらしかったです。神官の綺麗で端正な佇まい。めぐの張りのある声とくるくる変化する表情、佐東の悪者になりきれない哀愁のある眼差しと 良く響く声、りんの可哀想になるくらい一途な愛情の表し方とひたむきな目、タクの様々な感情表現と体の動き。結構泣ける話なのに最後で流れるテーマの音楽が余りにもサラッとしていて、それだからこそかえって、今この宇宙の中で私達が生きていることの偶然。その中での人との出会いを大事にしなくてはと。考えさせられる面白い作品でした。
2011/05/05 09:42
予習してくださった上でのご来場でしたか!なんだか、頭が下がる思いです。ゴザ・・・・あれは、僕としては祖父母の家に泊まりに行ったときに体験した夏の夜の思い出で、劇場内、開場前にいつもゴロゴロと心を落ちつけています。でも、本編中ずっと座っていただくのは、腰などいtかうならなかったでしょうか。窮屈な思いをさせてしまい、申し訳ございません。
キャストのことを褒めていただけるのはうれしいです!!
もう、みんな、本当にスペシャルで、大好きです。それぞれが、僕としても演技修行の過渡期にどっぷりお世話になったような方々で、いうなれば、僕のしばいが鍛えられたのも、他ならぬ彼らのおかげなのであります。もっともっと、褒めてください!!笑
それから、テーマ曲。あれは、父の作曲、演奏なのです。幼いころから音楽家の父を目にして育ち、しかし、体を動かすことのほうが好きだった少年時代、英才教育から逃げ出したぼくは一時は放蕩息子とさえ呼ばれましたが、まさか、こんな形で、クリエイティブな和解が訪れようものとは。僕の物語になくてはならない音だと思っています。トシモリさんは、あの曲が流れると、パブロフの犬よろしく泣き出します。まったく、かわいい人です。としもり犬。
なにかをお伝えできたのなら、こんなにうれしいことはございません。
これからも必死で精進してまいります。
おぼんろを、かなり早い時期からご覧になっているエミリーさん。
今後とも、よろしくお願いします!!