満足度★★★★
砂最期の場面が強烈。静かに命の火が消えてゆく美緒と、その美緒を奮い立たせようと叫ぶ五郎は、美緒とは対照的に激しく燃え尽きる蝋燭のよう。 誰も入っていけない二人の世界を、観客として見ることのできる幸せ。 藤谷美紀、きれいすぎる。文学の世界では、肺病は美人しか罹らない病気だと思ふ。
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2011/05/02 15:03
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