ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様― 公演情報 おぼんろ「ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    もっと丁寧に・・・己を磨いて大志を!
    3周り程以上の後輩だが、震災3日後には少しでも義援金を集めようと一人路上パフォーマンスを行うなど立派で誇らしく思う!帰り際「コクーンに留まらず演博を!」と末原拓馬さんへ激励をしたが・・・。芝居は、前説から末原拓馬さん自身が全てを仕切ってそのままダラダラと入った感じ・・・教職課程を取っていたのかな・・・?学校の教室のよう・・・素敵な末原康次氏の楽曲と共にタイトル幕が下りてやっぱり芝居だ!と自覚する。それでも前説での拓馬さんの声・風体の印象が強く残り、なかなか切り替えモードのスイッチが入らない。蚕は羽化しても飛べない生物なのに・・・狙いが有るのか?孵化?羽化?の台詞も理解不能で・・・。倫がめぐに告白するクライマックスシーンから商業演劇らしくなった。それまでは狙いは良いけど企画が空回り・・・?個性・演技とも豊かな仲間に恵まれていて、小屋がル・デコであり日本人の観客側も優しく許容範囲になるのだけど、さらに大きな舞台を望むのであれば、自身の変革と相当の役割委譲はすべきと思う。本は面白い。アニメにしても・・・と考えながら観ていた。エンディングでは末原康次氏がこの芝居・愛息のための楽曲がフルに聴けた。失礼な言い方で誤解ないように解釈して欲しいが、クラプトンを連想させるような素敵なメロディーラインに大喝采!ではそろそろ出発です。明日も同じ4月30日・・・47STで何を見ようかな?拓馬さんへの新たなエール「日本人の優しさを忘れずにブロードウエイを目指しても良いのでは・・・大志を抱け!」★★★

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    2011/04/30 13:50

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  • 末原 拓真 様

    丁寧にもまたまたコメントありがとうございます。

    実は、帰国後直ぐに、妻と妻の両親とで一泊だけ山梨方面の温泉地へ行きました。
    妻の父(と言っても恥ずかしながら私と同世代です)が歴史好きで、
    今はぶどうや桃など果実の名産地ですが、

    縄文時代からの歴史が有り、縄文人の生活した遺跡があり、
    なので、遺跡や古墳などを一日周りました。

    眺望の良い丘陵の上には、前方後円墳があり、
    その古墳は、行政で一億円をかけて綺麗に整備保存され、
    そのままの形態で、今は市民が集える公園になっていました。

    驚いたのは、その直後で、
    古墳のその直ぐ横に、立派な石碑で蚕の神様のお墓がありました。

    案内をして戴いた市の関係の方から、
    この地区は、西暦600年代から養蚕業を営んだ歴史が証明されて、
    聖武天皇からも認められた地区とのこと。

    「お蚕様で今日が有り感謝する気持ちからお墓があるのです!と・・・
    お蚕様と敬語で説明を受けました。

    その際に、またまた妻からおぼんろの話が出て、両親へ芝居の説明と、
    「その劇団の方から女優に間違われちゃった…」と得意気に話してました。
    併せて、私へ「必ずおぼんろの公演には行くからね!」と、念を押されました。

    すっかり、拓馬さんや倫平さんのおぼんろファンになった感があります。
    拓馬さんから前回、朧の美しい文字と響きの説明を戴きましたが・・・
    おんぼろを入れ替えたと思っていたみたいですよ。(失礼お許し下さい。)

    そんなこんなで、いまだにお蚕様と劇団「朧」を引きずっているのでありますが、
    それも、全て巡り合い!ですね。
    ちなみに、私の好きな言葉は「邂逅」・・・カイコウです。(^^)

    それから、ディケンズ氏をリスペクトされているとの事。

    私達の学生時代は、多くの友と、思想ではマルクスを、
    演劇ではシェークスピアよりディケンズだよ!と語ったことを、
    感慨深く想い出してしまいました。

    でも、演博はシェークスピアだものね。

    是非とも、ディケンズをアレンジして、
    コクーンの助走としても、ル・デコの上の階で芝居をやってください。

    雨のシミ許してくれた頑固おやじの大家さんにも感謝する意味でも・・・
    (初日から雨降っていた・・・?)

    大震災の後だから、特に・・・是非とも!

    クリスマスキャロル・・・自戒も含めて、観劇させて戴きます。(^^)

    映画は長距離走だと思いますので、
    食事をきちんと摂り、
    健康には特に心がけて、撮って下さい。

    最後に、邂逅に感謝し、真心の絆で、なによりも美しくなによりも強い、
    マメで気遣いなど素晴らしい倫さんはじめ素敵なお仲間のみなさまにもよろしくお伝えください。

    2011/05/12 13:19

    お返事、ありがとうございました!!
    しっかり、読ませていただきました!!

    なかなかお返事できず、申し訳ありません。

    いろいろ考えた末、ハワイ以外の海外に言ったことがないのも問題ですし、ブロードウェイに一度行ってみようと思いました。イギリスなんかにももちろん行ってみたいのですが、いろいろなものを、知っているに越したことはないですもの。それ以前に、実は都内でみられる公演さえもまだまだ観ていないものが多く、わが身の貧しさを言い訳に、劇団四季はおろか宝塚さえ観たことのない自分がいます。
    演劇博物館。なんて甘い響きでしょう。
    最近、僕の中にあるのが、ディケンズへの尊敬の念です。クリスマスキャロル、あれは世界の名作、人類のスタンダードであると、僕は思います。普遍的な作品。(なぜディケンズにたいしていきなりリスペクトしたのかはわかりません。とうぜん、同じような偉大な方はたくさんいらっしゃるとおもっています!)
    彼が、そんなには昔の人間ではないことを知った時は、驚きました。
    人類に読まれる物語を書くことができればとおもいます。
    シェイクスピアや、エウリピデス、アリストファネス、偉大になることに関心があるのではなく、けれど、書くからには、「僕とシェイクスピアは違う、闘えないよ」などとは言いたくないのです。
    ごめんなさい。興奮気味で、おかしなことを書いているような気もします。
    なんにせよ、まだまだいくらでも磨く部分のある未熟な自分。心して、鍛錬を積もうと思います。
    追伸:奥様おぼえております!!水商売の方だなんて、とんでもない!同業の方かと思いました。終演後のトランス状態を引きずったまま、無礼なお声掛けをしてしまったかも知れないと、後から後悔をしました。よろしくお伝えいただければ幸いです。

    次。次はもっと高見へ。

    努力しようと思います。
    なにとぞ、今後ともよろしくお願いします。


    拓馬

    2011/05/11 16:18

    ご来場、そして素晴らしいエールを頂くことができて、心から感激しております。
    数々のご指摘、必ずや改善してゆけるよう、肝に銘じて努力してゆこうと思います。
    「シアターコクーンなんてちっちゃいこと言わないで!」とおっしゃっていただけて、
    ・・・・しびれました。もっともっと、たくさんのことを勉強しなければならないと切に思います。
    ブロードウェイ。
    まずはがんばって、行ってみようかなと思いました。
    おぼんろ、という名前は、【朧】という美しい日本語をもじったものですが、そもそも、世界を照準に活動していきたいと思っての名前です。
    感じで「朧!」だとあまりにも暴走族めいているので、“ん”を挟み込んだ、というのと、
    “おぼろげにごまかされる世の中に、「ん?」と引っかかってやる”
    という姿勢を反映させた名前です。

    前説から本編へ、というあのスタイルは、路上で客呼びからそのまま本編を開始するということをやっていた名残です。路上の場合だと、「ほら、大きな歓声をあげて!あなたは、ほかのお客様を呼ぶためのサクラなんだから!」なんて、最初のお客様たちに言ったりもするのです 笑
    ただ、今回の場合、本編への切り替えの悪さは確かに問題かとも思いました。いただいたコメントを鑑みて、昨日の休演日一日、改善案を考えてみました。
    残り3ステージ。
    心を込めて物語ってこようと思います。

    父の楽曲についてもうれしいお言葉を賜り、本当にありがとうございます。台所でカフェオレを煎れながらの打ち合わせは、なかなかスリリングなものです、親子だけに。仕事関連でピりっとした我々に、母と姉が気を使う、というような構図が、しばしばです。

    自身の変革。
    真摯に向き合ってみようと思います。

    成長してみせますので、
    今後とも、どうぞよろしくお願いします。

    本当に、ありがとうございました!!


    拓馬

    2011/05/03 10:35

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