満足度★★★★
楽しめました
なかなか練られた脚本だと感じました。キャラクタや立場など、よく俯瞰されて練られているところに感心しました。
ただ、ちょっと気になったのは、他からの自己認知に対する不信や欲求不満をぶつけているような流れがありますが、もう少し掘り下げできるのではないか、と思ってます。「内と外」の関係性が室内にも、室と室外にも、自分自身の中にもそれぞれが成立しているようなキチンとしたものが私の好みです。
最後の20分までは、お芝居の流れが素晴らしく、楽しめましたが、その後のこのお芝居のコアになるところが弱い感じがして、ありきたりの結び、という流れがチョットもったいない、と感じました。