トップ・ガールズ 公演情報 シス・カンパニー「トップ・ガールズ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    幕開きを観る事叶わず、残念
    せっかく、開演ギリギリセーフで、間に合ったのに、あろうことか、会場案内係の青年の対応の悪さ故、こちらには、全く非がないにも関わらず、7~8分、見逃すことになりました。

    そのため、どんな導入で、この芝居が始まったのか、想像の域を出ず、大変残念でした。

    私の席に座っていた女性に場所を移動して頂け、席に座った時には、いろいろな時代のトップ・ガールズ達が、皆、口々に、自分の過去を語っている最中で、しばらくは、誰が誰やら、わからず仕舞い。

    それもあってか、1幕は、心が遊離したまま、舞台を見守るだけで、イマイチ、のめり込めずに時間だけが過ぎて行きました。

    ところが、2幕になると、俄然面白くなり、この個性溢れる女優さん達の夢の共演が、とても、ワクワクとして観劇できるようになり、ほっとしました。

    皆さん、良かったけれど、特に、3役を、見事に演じ分けた麻実さん、意外にも、儚い少女の心を見事体現した渡辺えりさん、いつも身震いするほどの名演技の神野さんの名演ぶりに、魅了されました。

    いつか機会があれば、もう一度、今度は、開幕からしっかり観たい舞台です。

    ネタバレBOX

    いたいけなえりさんの純粋少女っぷりに、思わず、涙を誘われました。

    終盤の、寺島しのぶさんと、麻実さんの、立場の違う姉妹の白熱の会話に、頃合の良いリアルを感じました。

    麻実さんは、マリーンが押しのけた男性社員の妻役が、これまた、抜群のコメディセンスで、唸らせ、演技力の幅を感じさせられました。

    この方がいるだけで、その舞台の半分は成功間違いなしと思われる、脇役の重鎮、神野さんの、面接シーンが、受ける、受ける!

    スタイリッシュな舞台美術と、演劇界のトップガールズによる、派手ではないけれど、キラッと光る舞台を堪能しました。

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    2011/04/23 01:22

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