満足度★★★
トップなガールズ
個性豊かな女優らによるトップなガールズたちのトーク炸裂。30年前の作品とは驚き。設定で言えば、親子関係にちょっと無理があるのではと思いました。
満足度★★★★
幕開きを観る事叶わず、残念
せっかく、開演ギリギリセーフで、間に合ったのに、あろうことか、会場案内係の青年の対応の悪さ故、こちらには、全く非がないにも関わらず、7~8分、見逃すことになりました。
そのため、どんな導入で、この芝居が始まったのか、想像の域を出ず、大変残念でした。
私の席に座っていた女性に場所を移動して頂け、席に座った時には、いろいろな時代のトップ・ガールズ達が、皆、口々に、自分の過去を語っている最中で、しばらくは、誰が誰やら、わからず仕舞い。
それもあってか、1幕は、心が遊離したまま、舞台を見守るだけで、イマイチ、のめり込めずに時間だけが過ぎて行きました。
ところが、2幕になると、俄然面白くなり、この個性溢れる女優さん達の夢の共演が、とても、ワクワクとして観劇できるようになり、ほっとしました。
皆さん、良かったけれど、特に、3役を、見事に演じ分けた麻実さん、意外にも、儚い少女の心を見事体現した渡辺えりさん、いつも身震いするほどの名演技の神野さんの名演ぶりに、魅了されました。
いつか機会があれば、もう一度、今度は、開幕からしっかり観たい舞台です。
満足度★★★★
楽しめる作品
この作品自体、初見で、キャストの豪華さに惹かれて、珍しく先行予約しました。
歴史上の人物が会話するという部分だけ予備知識があり、想像していたので、現代の場面があることを知らず、巧みな展開にひきこまれていきました。
チケット代は私にとっては奮発クラスだったけど、観てよかったと思います。
プログラムも売上が義援金になると聞いて購入しました。
満足度★★★★
女優陣の見事さを楽しめる
オープニング、強烈な個性の女性陣の会話が爆笑というより苦笑を起こすのだが、現実の話題に戻ると、そこでは厳しい話題が様々に展開される。いろいろなタイプの、ある意味典型的な女性像を並べ続けることで、基本的にはチャーチルが戯曲を書いた時期の女性が置かれた状況を描いているように見えるのだが、そこにはある種の普遍性があり、エンディングはちょっと恐ろしくもある終わり方となる。終始、キリリとした女性を演じる寺島や、貫禄の麻実の存在感は明らかで、この2人が対決するシーンの緊張感はなかなかのものである。他の女優陣ももちろん見事なのであるが、軽やかさをまとった小泉、そして、粗野な男勝りのフリートから16歳の少女に転換する渡辺の怪演ぶりはスゴイ。見て損はない、ある意味で壮絶な舞台である。
満足度★★★★
さすがの面白さ
贅沢な女優陣による贅沢な時間。セットや光の使い方なども美しく、女優陣の華やかさに彩を添えていた。終盤の寺島しのぶさんと麻実れいさんの遣り取りが圧巻。