R10-07B 公演情報 Project ONE&ONLY「R10-07B」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    そういえばSFが好きだったんだ
    今日は下北沢。雨がやみません。ここも2度目。入ると柱をはさんで正面と左側に座席が。スタッフの方が奥のほうがみやすいと教えてくれたので正面奥に座る。座ってみるとたしか以前もこの席だったかも。ちょうど'抜け穴'の正面だったのでよかった。舞台には上から半透明なシートがかかっているところがあり、難しそうな数式が書いてあるし、みようによっては迷路のよう。不思議な雰囲気のまま物語は始まる、暗転。 以下、ネタバレ

    ネタバレBOX

    4人が寝ている、のではなく気を失っている。最初、「GANTZ」「CUBE」みたいなお話かなと思いました(ちなみにどちらも好き)が、そうではありませんでした。最初の4人のうち最後に目覚めた人が「なにか黒いもの」をみた...というところで「リバーワールド(P.J.ファーマー)」かも...だって一人だけ「みた」というから。などと妄想は拡がるばかり。何かヒントがないものか、まるで自分もその中の一人になって謎を解こうとしているようでした。役者さんたち(熱演)もそのキャラクターもよかったです。訳が分からないまま終わると、大概「面白くなかった」という評価になるのではありますが、SFの場合、別にはっきりしたものがなくてもOKだということがわかりました(今頃自覚)。不思議な話が不思議なままでもいいのでした。So it goes(これはヴォネガットから)
    ちょうどよい広さ、役者さんが常に全員いるのではなく、話の進行によってうまい具合に増えたり減ったり。ラストは「トゥルーマン・ショー」のようにも。

    途中、女優さんの右太ももの「番号」が見えてしまいました。これは順番にみせることになっているので本当は見ちゃいけなかったんですね。意図的にチラリと見せていると思い、この謎を解けということか...などと勝手に妄想してしまいました(恥)

    4/20追記 朝
    朝起きたら閃きました。もしかして「百億の昼と千億の夜(光瀬龍)」みたいな?箱を持っているのは惑星開発委員会のメンバーで、最後に残ったのは阿修羅王。どうですか?


    0

    2011/04/20 01:24

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大