平成戦後少女 公演情報 lovepunk「平成戦後少女」の観てきた!クチコミとコメント

  • わたしが還るところは
    前夜の寝不足で少しウトウトしてしまいましたが、面白くなかったからではありません。個人的にはSFでいう「時間もの」「パラレルワールドもの」が好きなので、だいぶ楽しめました。でも、お芝居全体としてみた場合ですが、以下、ネタバレ。

    ネタバレBOX

    ここ「高円寺2」は2回目。ももいろぞうさんの「THE 真っ赤な真っ赤な物語」をみたのが3/12(土)、地震で帰宅できず会社に泊り込んだ。さすがに時間をずらせての公演。前説での避難誘導等の案内は親切な内容だった。
    さて、本作品。主人公、ガイド役の若くして亡くなった少女、孫娘。この3人の設定はいいとして、他の役柄はどのような位置付けなんでしょう。きっと現代(孫娘)を象徴する役目を担っていて、エピソードが積み上がるごとに、「年老いた自分」と「若い自分」との間で揺らめく「私の人生」に対する答が徐々に焦点を合せてくる、ということなのかなあ、と思いながら、結末ではそう、そうだよね、と納得。このあたりよい演技でした。携帯が手放せない。親から、学校からいつもいい子でいなさいと言われる。普通でいることが自分を守ることになる。性についても決して望むようなありようではない。であればこそ、安直だと言われようが、主人公=少女としての戸惑いを共有し、全員がハッピーなカタチでエンディングのシーンに登場できるような展開にして欲しかった。

    ☆☆☆

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    2011/04/17 17:07

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