満足度★★★
大掛かりの舞台をしっかりとかなり大がかりな物語を、小劇場でしっかりと構成できていたのは見事だと思った。一部、演技のぎごちなさとか、上流の雰囲気とか、もう少し出ているとよかったと思う。演出の早坂彩は世田谷シルクで演出助手をしていたそうで、世田谷シルクっぽいパフォーマンスシーンも入れこんでいた。元々の大雪の朝、という設定を切ってしまったため、閉じ込められた8人、という緊張感が今一つだったように思うのは残念なところだが、全体には本作の持つミステリータッチは活かされていたと思う。エンディングの長セリフを担う加藤はなかなかの出来で大発見かも…。
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2011/04/14 11:45
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